お客様の声:手元供養(自宅納骨)を選んだ理由 ―実際に選んだ6つのケースから見えてきたこと
自宅納骨を選ぶ人が増えている背景
「お墓が遠方にある」「継承者がいない」「頻繁にお参りに行けない」といった事情から、ご遺骨の一部または全部を自宅で保管・供養する「自宅納骨」「手元供養」を選ぶ方が増えています。とはいえ、実際にこの選択をした方がどんな理由からそう決めたのか、生の声を目にする機会はまだ多くありません。
ここでは、自宅納骨のミニ骨壺「ZAYU」を実際にご利用いただいているお客様の声(ZAYU公式サイト「ABOUT」ページに掲載)をもとに、選ばれた理由のパターンをご紹介します。
実際に自宅納骨を選んだ6つの声 ―きっかけとなった理由
①遠方のお墓との距離・お墓参りの負担
T様(40代女性)は、東京から片道6時間かかる滋賀のお墓に、これまで運転手を務めてくれていたお父様を亡くされました。分骨してZAYUをリビングに置いたことで、「今も父が生前のようにリビングに居て、のんびりテレビを見ているような気さえ」すると話しています。同じく、実家が福島にあり東京在住のI様(40代男性)も、頻繁な墓参りが難しい距離を理由に分骨を選び、書斎の本棚にZAYUを置いて「小さな仏壇だと思っている」そうです。
②故人本人が生前に望んでいたこと
A様(50代男性)は、「故人は生前、自宅へ帰りたいと申していたので、お墓に一人にしておくのも可哀想で」という思いから分骨を決断。リビングのテーブルに写真とともにZAYUを置き、「一緒に残りの人生を過ごそうと思いました」と振り返っています。
③自分自身の「エンディングの準備」として
K様(70代女性)は、ご自身が亡くなった後のことを考えて生前にZAYUを購入されたケースです。「デザインもおしゃれでイメージにぴったり」だったことに加え、「孫が手元に置きたいと言ってくれた」ことも決め手になったといいます。
④「近い距離で、日々手を合わせたい」という気持ち
E様(50代男性)は、洗練されたデザインに惹かれてZAYUを選び、小さな仏壇の中に写真とともに置いています。「近い距離で毎日何回でも手を合わせたいと考えまして」と、日々の供養の習慣について語っています。
⑤体調面などでお墓参りが難しくなったとき
M様(60代女性)は、体調を崩したことで頻繁なお墓参りが難しくなったことをきっかけに自宅納骨を選択。リビングにZAYUを置くようになったことで、「お墓参りに行けない罪悪感が少し軽減された気がします」と話しています。
6つの声から見えてくる共通点
5つのケースを見比べると、自宅納骨を選ぶきっかけは大きく分けて「距離の問題」(お墓が遠い・頻繁に行けない)、「本人の意思」(故人自身が望んでいた)、「生前準備」(自分自身のエンディングとして)、「日々のつながり」(近くで手を合わせたい)、「体調面の事情」の5パターンに整理できます。
共通しているのは、いずれも「お墓に納めない」という選択ではなく、「今のお墓(または将来のお墓)に加えて、身近な場所にも供養の拠点を持つ」という発想である点です。分骨という形をとる方が多く、自宅納骨は既存のお墓を手放すこととは必ずしも一致しません。
決める前に多くの人が迷うポイント
ZAYUのお客様の声の多くは、決断そのものについては前向きな言葉で語られていますが、実際に検討する過程では次のような点で迷う方が少なくありません。
- 家族・親族の同意(特に本家のお墓に関わる場合は、事前に相談しておくとその後のトラブルを避けやすくなります)
- 「自宅にご遺骨を置くこと」への宗教的・心理的な抵抗感(宗派や地域の考え方によって受け止め方が異なります)
- 将来、自分がその骨壺を管理できなくなったときに、次の世代にどう引き継ぐか
3つ目の「次世代への引き継ぎ」については、実際に手元供養を続けている方向けに考え方を整理した記事もありますので、あわせてご覧ください。
手元供養の骨壺、いつまで持ち続けていい?次世代への引き継ぎ方
自宅納骨を始めるときの実務ポイント
自宅納骨・手元供養を始める際の一般的な実務ポイントとして、以下のような点が挙げられます。
- 火葬後にそのままご遺骨の一部を自宅用の骨壺に納める場合は、法律上、特別な手続きは不要とされています。
- すでに納骨済みのお墓から一部のご遺骨を分ける「分骨」を行う場合は、後日の改葬や埋葬時のトラブルを避けるため、分骨証明書を発行してもらっておくことが一般的に推奨されています。
- 骨壺に納める際は、内側の中壺に直接ご遺骨を納める形式のものが多く、外出時や移動の際に使える巾着袋が付属していることもあります。
- 保管する場所は、直射日光や高い湿度を避けられる場所を選ぶとよいとされています。
手続きの要否や進め方は、火葬から時間が経っているか、菩提寺との関係があるかなど、個々の事情によって異なります。具体的な手続きについては、後述の免責文言にもある通り、専門家・菩提寺等にご確認いただくことをおすすめします。
まとめ ―あなたに合った供養のかたちを見つけるために
今回ご紹介した6つの声からも分かるように、自宅納骨を選んだ理由は一つではありません。お墓との距離、故人の意思、自分自身の将来への備え、日々のつながりを大切にしたい気持ち、体調面の事情など、それぞれのご家庭の状況によって選ばれる理由は異なります。
「自宅納骨」という選択肢そのものについて、方法やメリット・デメリットから詳しく知りたい方は、まず以下の記事もあわせてご参考ください。
自宅納骨・手元供養についてもっと知りたい方へ
自宅納骨や手元供養の基本的な考え方、始め方については、下記の記事で詳しく解説しています。また、今回ご紹介した声の多くに登場したミニ骨壺「ZAYU」についても、あわせてご覧ください。
本記事は一般的な情報の提供を目的としており、法律・税務・宗教上の判断を要する内容については、個別の事情により対応が異なる場合があります。具体的な手続きやご判断にあたっては、専門家(弁護士・行政書士・税理士・菩提寺など)にご確認・ご相談いただくことをおすすめします。
SOBANIの記事の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、SOBANIの記事の利用(その利用に付随する場合も含みます)により利用者及び第三者が被った損害については、弊社は、損害賠償責任、営業損失補償責任その他法律上、事実上を問わず一切責任を負わないものとします。

