「親の訃報」の伝え方 ―自分の勤務先や友人へはどう伝える?タイミングや方法、電話連絡や喪中はがき、メール、LINEの文例も

自分の親が亡くなったら、親族だけでなく、故人の親しい友人・知人、勤務先などに「死亡」や通夜・葬儀の連絡をします。しかし、「自分の親の訃報」を「自分の勤務先や友人」へ、どこまで、どのように知らせたらいいものでしょうか。今回は自分の親が亡くなったことを勤務先や友人に、いつ、どんな方法で伝えるか、について考えてみました。
index 目次
  1. 1.勤務先・仕事関係者への連絡
    1. 1-1.家族葬の場合の勤務先・仕事関係者への連絡
    2. 1-2.一般葬の場合の勤務先・仕事関係者への連絡
  2. 2.友人への連絡
    1. 2-1.家族葬の場合の友人への連絡
    2. 2-2.一般葬の場合の友人への連絡
    3. 2-3.友人に気を遣わせたくない時は
  3. 3.友人に親の死をあとで伝える(事後報告)
    1. 3-1.喪中はがき(年賀欠礼状)で伝える
    2. 3-2.メール、LINEなどで伝える
    3. 3-3.次に会ったときに伝える

友人への連絡は、自分と友人、または親と友人の関係、自分の年齢や亡くなった親の年齢等によって変わってくる意外と難しい問題です。そもそも親が亡くなったことをどこまで知らせるのか、知らせるとしたらどのタイミングか。すぐに知らせるのか、事後報告でいいのか。連絡方法は電話か、メールやLINEか、喪中はがきを出すのか。

なお、身内である自分の親の死は「亡くなりました」「永眠(いた)しました」と表現します。「亡くなる」は尊敬語ではありませんので、自分の親が亡くなったときにも使えます。


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1.勤務先・仕事関係者への連絡

勤務先には、通夜や葬儀の有無を知らせます。同時に忌引き(きびき)休暇の取得も併せて願い出ましょう。また、付き合いの深い仕事関係者にも知らせておいたほうが双方の業務上スムーズです。仕事関係者に上司や同僚から伝えてもらうことができる場合は上司や同僚に相談しておくのも手です。

連絡すべき内容は「家族葬」なのか「一般葬」なのかによって変わってきます。家族葬であれば基本的に「子」の仕事関係の人は参列しませんので、通夜・葬儀の案内は不要です。

一般葬であれば、勤務先の上司や同僚が参列するケースと参列しないケースがあります。以下、ケース別にみてきましょう。

1-1.家族葬の場合の勤務先・仕事関係者への連絡

家族葬であれば、勤務先には「親が亡くなったこと」「家族葬であること」「忌引き休暇を取りたいこと」の3点を伝えます。家族葬は、家族、親族とごく親しい友人で行われますので、「子」の上司や同僚は基本的に参列しません。香典も辞退することが多いようです。

ただし「家族葬なので香典を辞退する」といっても、中には香典(こうでん)や弔電(ちょうでん)、供花(きょうか・くげ)を送りたいという人もいます。その場合は相手の気持ちを汲んで受け取った方がスムーズなので送り先(葬儀会場・故人自宅・喪主自宅か)を的確に伝えるようにします。

供花は葬儀社か式場に手配依頼できるケースも多く、そのほうが式場や祭壇に見合ったお花を用意してもらえますし、やりとりもスムーズです。そうしてもらう場合は、葬儀社か式場の連絡先を知らせます。

家族葬の場合に伝える内容

  • 故人の名前・年齢
  • 故人と自分の関係
  • 亡くなった日
  • 亡くなった歳(享年○歳)
  • 葬儀は家族葬で行う旨
  • 忌引き休暇の予定(○日まで)
  • 忌引き休暇中の連絡先
  • 香典、弔電、供花は辞退する旨

(香典、弔電、供花などを受け取るのであれば、上記に加えて送り先を伝える)

  • 送り先名称(葬儀会場、故人自宅、喪主自宅など)
  • 送り先住所・電話番号
  • 喪主の名前
  • 葬儀社を通して供花を送ってもらう場合は葬儀社の連絡先

家族葬の場合の勤務先への電話例

おはようございます、(所属など)の○〇です。
急な電話での連絡で申し訳ありません。
実は昨日、私の父(母)が亡くなりまして、○日まで忌引き休暇をいただきたいのですが。
葬儀は家族葬で行う予定で、私の姉が喪主を務めます。
ご香典や供花につきましては失礼ながら辞退させていただきます。
何かとご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いたします。

1-2.一般葬の場合の勤務先・仕事関係者への連絡

一般葬であれば、通夜や葬儀に上司や同僚が参列することもあります。まず電話や口頭で「親が亡くなったこと」「忌引き休暇取得の申し出」を伝え、通夜や葬儀の案内はメールなどで別途連絡をする方がいいでしょう。

一般葬の場合に伝える内容

  • 故人の名前・年齢
  • 故人と自分の関係
  • 亡くなった日
  • 亡くなった歳(享年○歳)
  • 忌引き休暇の予定(○日まで)
  • 忌引き休暇中の連絡先
  • 喪主の名前・住所・連絡先
  • 通夜・葬儀の形式・宗教宗派・日時
  • 通夜・葬儀会場の住所・連絡先

(香典、弔電、供花などを受け取るのであれば、上記に加えて送り先を伝える)

  • 送り先名称(葬儀会場、故人自宅、喪主自宅など)
  • 送り先住所・電話番号
  • 喪主の名前
  • 葬儀社を通して供花を送ってもらう場合は葬儀社の連絡先

一般葬の場合の勤務先への電話例

おはようございます、(所属など)の○〇です。
急な電話での連絡で申し訳ありません。
実は昨日、私の父(母)が亡くなりまして、○日まで忌引き休暇をいただきたいのですが。
葬儀につきましては詳細が決まり次第ご連絡させていただきます。
何かありましたら私の携帯(番号)までご連絡ください。
何かとご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いたします。

一般葬の場合の勤務先へのメール文例

件名:○○○○母(父)の葬儀日程

(所属など)の○〇です。
先ほど電話でお話しました母(父)○○の葬儀の日程などが決まりましたのでご連絡します。

死亡者氏名:○○○○(享年○歳)
続柄:(実母・実父・義母・義父など)
死亡日時:○○年○月○日  ○時○分

通夜:○月○日 午後○時~
告別式:○月○日 午前○時~
場所:○○斎場
(式場住所・電話番号)
宗教:仏式(○○派)

故人:○○(住所、連絡先)
喪主:○○(住所、連絡先)

つきましては○日まで忌引き休暇をいただきます。
お忙しい中ご迷惑をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。
何かありましたら、私の携帯(番号)までご連絡ください。

忌引明けの勤務先への対応

忌引き休暇明けに出勤したら、家族葬であれば無事に葬儀を終えたことと、急な欠勤に対応してくれたこと、葬儀に上司や同僚が参列したのなら参列のお礼を述べましょう。もし通夜や葬儀の時に上司や同僚から香典を受け取っていた場合は、挨拶といっしょに香典返しを渡します。

上司や同僚、仕事関係者が親の通夜や葬儀へ参列するか、範囲や考え方についてはこちらをご参照ください。


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2.友人への連絡

親が亡くなったことを自分の友人の誰に、いつ、どのような方法で知らせるか。これは葬儀の種類や自分と友人との関係性、友人と親の面識の有無などによって変わってきます。家族葬か一般葬か葬儀の種類にかかわらず、早めに知らせた方がいい友人の範囲は以下の3つです。

早めに知らせたほうがいい友人の範囲
  • 現在も付き合いのある幼なじみや古い友人など。親と面識があり仲もよかった。実家に泊まりに来たことがある、食事を一緒にしたことがある、など。
  • 親の介護や闘病の話を聞いてもらっていて、亡くなるまでの経緯を知っている。
  • 自分がその友人の親の通夜や葬儀に参列した。

しかし、もし急死などで気持ちの整理がつかない時や、ショックが大きく人に伝えることが出来ないような状況であれば、無理をして早く連絡をしなくてもかまいません。親しい友人であればこそ、ゆっくり落ち着いてからの報告でいいでしょう。

2-1.家族葬の場合の友人への連絡

家族葬は家族、親族とごく親しい友人、合わせて10人~30人程度で営まれます。家族葬の場合、基本的に「子」の友人は通夜や葬儀に参列しないので、次のどちらかの方法になります。

  • 葬儀前に「親が亡くなったこと」と「家族葬で送ること」だけ簡潔に伝える。
  • 葬儀後に「家族で葬儀を済ませた」ことを知らせる。
    (後述の「3.友人に親の死をあとで伝える(事後報告)」をご参照ください。)

葬儀前に友人に親の死を知らせるメールやLINE文例1

○○さん
父(母)○○につきまして。
かねてより入院治療中でしたが、○年○月○日△歳にて亡くなりましたことをお知らせいたします。
なお葬儀につきましては故人の遺志により家族のみで行う予定です。
大変恐縮ですが、御参列や御香典等の御供物につきましては固く辞退いたします。
取り急ぎメールでのご連絡となり失礼いたします。
(名前)

葬儀前に友人に親の死を知らせるメールやLINE文例2

〇〇へ
先日○○の際はどうもありがとう。
この前少し話しましたが、病気療養中だった母(父)が昨夜○○で亡くなりました。
○○歳でした。
安らかな顔をしていて「お疲れさまでした」と家族みんなで見送ることができました。
故人の遺志で葬儀は家族だけで行う予定です。
ご厚志につきましては失礼ながら辞退申し上げます。
また落ち着いたら連絡しますね。
まずはお知らせまで。
(名前)

2-2.一般葬の場合の友人への連絡

一般葬の場合は、自分の友人に参列してもらうかどうかで知らせるべき内容が変わってきます。故人の親族や友人に連絡するのと同様に、自分の友人にも葬儀に参列してもらいたい、参列することになりそうだ、とった場合は「親が亡くなったこと」「通夜や葬儀の場所や時間」をなるべく早く伝える必要があります。

連絡ツールは電話、メールやLINEどれでもかまいませんが、確実に連絡を取れるように留意しましょう。緊急の連絡なので、その他の近況には触れず用件だけを伝えます。

一般葬の場合に伝える内容

  • 故人の名前・年齢
  • 故人と自分の関係
  • 亡くなった日
  • 亡くなった歳(享年○歳)
  • 喪主の名前・住所・連絡先
  • 通夜・葬儀の形式(一般葬である旨)・宗教宗派・日時
  • 通夜・葬儀会場の住所・連絡先

ここで注意すべきポイントは、自分の友人に通夜や葬儀へ参列してほしいと思っても、参列するかどうかは友人側が決めることであるということです。新郎新婦が招待した人が出席する前提である結婚式とは異なり、通夜や葬儀の場合は日時と場所を知らせることがすなわち参列してもらうことを意味しません。

自分の友人に親の通夜や葬儀に来てほしいと思っても、時間の都合がつかない、自分の親の介護をしている、遠方で行くことができない、子どもが小さい、様々な理由で参列できないこともあります。もし自分の親の通夜や葬儀の連絡をして、友人が来られないとしてもそれは仕方のないことです。参列できない友人側は弔電(ちょうでん)や後日香典(こうでん)を送る、弔問するといった、その他の方法で弔意を示すことになるでしょう。

「参列したいけどできない。香典・弔電・供花などを送りたい。」という意向をうけたら、以下の情報を伝えるとスムーズです。
供花を葬儀式場に送ってもらう場合は、式場や祭壇に見合ったお花を用意してもらえるので葬儀社に依頼してもらうようにしましょう。その場合は、葬儀社の連絡先を知らせます。

香典、弔電、供花などを受け取る場合に伝える内容

  • 送り先名称(葬儀会場、故人自宅、喪主自宅など)
  • 送り先住所・電話番号
  • 喪主の名前
  • 葬儀社を通して供花を送ってもらう場合は葬儀社の連絡先

「死亡した時の知らせ」について詳細はこちらをご参照ください。

通夜・葬儀への参列以外の弔意の表し方についてはこちらをご参照ください。

2-3.友人に気を遣わせたくない時は

もし、友人にとって通夜や葬儀に参列することが負担になりそう、気を遣わせてしまいそう、と懸念するのであれば葬儀前ではなく葬儀が済んでから訃報を伝えるのでかまいません。

遠方に住んでいる、それぞれの生活があり参列できない状況にあると知っている、ある程度の年になり親が亡くなるのは「お互いさま」であると考える、など事情は様々あります。このような場合は、葬儀の後に連絡しましょう。

葬儀の後に友人に訃報を伝える場合、友人側としては葬儀は済んでいても弔問したい、または供花や線香を送る、と申し出てくれることもあるので、その場合は弔問先や送り先の住所、連絡先を伝えます。3章を参考にしてください。

気をつけないといけないのは、葬儀前に自分で直接伝えてはいないが何か他の経路で訃報が伝わる、という状況がありえます。そのように訃報が伝わった友人に「参列させていただきたい」と言われた場合は、直接伝えなかったことを詫びつつ、通夜や葬儀の日時と場所を知らせるようにします。


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3.友人に親の死をあとで伝える(事後報告)

亡くなった時や通夜・葬儀の時ではなく、あとで親が亡くなったことを伝えるにはどのタイミングでどんな方法で知らせたらいいでしょうか。すべての友人に必ず知らせなくてはならないわけではありませんが、

  • 父(母)が亡くなったこと
  • すでに葬儀を終えたこと

(場合によって)

  • 連絡が遅れたお詫びや亡くなるまでの経緯
  • 生前の親との付き合いへのお礼
  • 介護や闘病について話を聞いてくれたことへのお礼

等を知らせましょう。

知らせるタイミングは、どのような付き合いの友人なのかによって変わってきますが、付き合いがある程度深ければ、こちらの状況が落ち着いたらなるべく早めに伝えましょう。亡くなったことを伝えるための電話、メールやLINEをします。死亡通知状(後述)や喪中はがきを出すことで伝えることもできます。それほど深い付き合いでなければ、他の連絡や会話をしている中で伝えればよいでしょう。

何らかの機会に知らせておけば、相手も「お母さん/お父さんお元気ですか?」と質問をしたり、他の人から聞いて気まずい思いをしたりしなくて済むでしょう。

以下に喪中はがき、メールやLINEでの知らせ方を、文例を挙げながらご紹介します。

3-1.喪中はがき(年賀欠礼状)で伝える

年賀状など手紙やはがきのやり取りをしている相手には喪中はがき(年賀欠礼)を出します。喪中はがきは「訃報」のために送るものではなく、喪中期間中の正月に「喪に服しているので新年を喜ぶ挨拶ができず申し訳ありません」という意味で送るはがきです。喪中はがきの正式名称が「年賀欠礼状」であるのはそのためです。

親が亡くなった年の11~12月上旬に相手に届くように送ります。相手が年賀状の準備を始める前に知らせた方がいいからです。12月に亡くなった場合や向こうから年賀状をもらった場合は「寒中見舞い」を出します。寒中見舞いは、松の内(元旦~1月7日)を過ぎてから、節分(2月3日)頃までに届くようにしましょう。

喪中はがき(年賀欠礼状)文例
mochuhagaki

喪中につき年末年始のご挨拶を、ご遠慮申し上げます
本年○月 父△△が□□歳で永眠いたしました
ここに本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます

〇○年△△月
(住所)
(名前)

死亡通知状とは

なお、亡くなったことを知らせる方法の一つに「死亡通知状」があります。これは葬儀を済ませた後に、喪主など遺族の代表者が「亡くなったこと」「すでに葬儀を終えたこと」を知らせ、「生前のお付き合いに対するお礼」を述べるために出すはがきです。葬儀後1週間をめどに送ります。

基本的には通夜や葬儀に参列していない「故人の友人や関係者に宛てて出す」ものなので、「子である自分の友人知人宛て」には死亡通知状ではなく、喪中はがきで親の訃報を伝えることになります。

3-2.メール、LINEなどで伝える

葬儀を終えてから少し落ち着いたころに電話やメール、LINEなどで知らせる場合もあるでしょう。「親が亡くなったこと」「葬儀をすでに終えたこと」「連絡が遅くなったお詫び」を伝えます。

葬儀後に友人に親の死を知らせるメールやLINE文例1

母(父)○○が○月○日△歳で亡くなりました。
葬儀は○月○日に身内だけで済ませました。
連絡が遅くなってごめんなさい。
○○さんには入院や介護の話を聞いてもらって本当に助かりました。
どうもありがとう。
また落ち着いたらゆっくり会いましょう。

葬儀後に友人に親の死を知らせるメールやLINE文例2

父 ○○○が去る○月○日〇〇歳の生涯を閉じました。
本来なら早くお知らせすべきでしたが、通知が遅れました事を深くお詫び申し上げます。
なお葬儀は○月○日家族葬で相済ませました。
ここに生前のご厚誼を深謝申し上げます。

他の会話や用事の話の中で親の死を知らせるメールやLINE文例

○○ちゃん、その後お元気ですか。
□□のお誘いありがとう。
実は先月母(父)が亡くなって事務手続きなど慌ただしい日々を過ごしています。
また落ち着いたら参加させてください。

なお、自分の親の死をFacebookやTwitterなどSNSで報告することについては賛否両論があります。報告を受けた側は「そうだったのか」とただ事実を受け止めるいう人も、きわめて個人的なことで違和感がある、という人もいます。とくに身内からはネットに書くことについて「非常識」だという批判も多いようです。公開範囲なども考慮して慎重に判断するようにしましょう。

3-3.次に会ったときに伝える

親が亡くなった頃に、ふだんから連絡を取り合っている友人や近々会う約束をしていた友人もいるかもしれません。連絡を取っている中で、親が亡くなったことはまだ伏せておこうという時は、「身内に不幸があったので」「ちょっとバタバタしていて今回は参加できません」など、親の死には触れずにさしあたり簡単な返事をしておきましょう。

年賀状のやり取りをしていない、ふだんも頻繁に連絡を取っているわけではないのであれば、次に会ったときに「近況報告」をいうかたちで話せばいいでしょう。

自分の親が亡くなったことを友人に伝える側は、親が亡くなったという知らせを友人にすると、気を使わせてしまうのではないか、ある程度の年齢以上になれば親が亡くなるのはお互い様なので、少し落ち着いてから、あるいは次に会ったときや連絡を取ったときに知らせればいいだろう、などと考えます。

一方友人側は、○○さん親が亡くなって大変だったんだなとシンプルに訃報を受け取る人もいます。また、通夜や葬儀に参列させてほしいという人、後で知った時にどうしていってくれなかったのか、葬儀にかけてつけて力になりたかった、別の人から聞いて驚いた、などさまざまな受け止め方があります。

「親」という最も近い人の死への対応の仕方は人それぞれ大きく違います。親の死を伝えるタイミングや方法について、はどちらの立場であっても、「こうあるべきだ」という一方的な考えは抑えて、相手への思いやりを持って誠意をこめて対応しましょう。

友人の親が亡くなったことを知った場合の対応についてはこちらをご参照ください。


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Text by:AISA
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