納骨の段取りと手続き<仏式>

納骨(法律的には「焼骨の埋蔵」)は、四十九日の法要とともに行われることが多いですが、別の節目に納骨式を行うこともあります。配偶者や親、きょうだい、子どもや孫など親族のみで行います。納骨式には、遺骨、遺影、位牌、花・供物、ろうそく・線香、数珠、火葬許可証、墓地使用許可証、認め印、お布施が必要です。その他に場合によってお車代、御膳料、卒塔婆料が要ります。

index 目次
  1. 1. 納骨はいつ、だれとするか?
    1. 1-1. 仏式
    2. 1-2. 神式
    3. 1-3. キリスト教
  2. 2. 仏式の納骨の一般的な流れ
    1. 2-1. 納骨式の準備
    2. 2-2. 納骨式の持ち物の準備
    3. 2-3. 一般的な仏式の納骨式の流れ(四十九日法要の日に納骨を行う場合)
    4. 2-4. 神式の納骨式
    5. 2-5. キリスト教の納骨式
  3. 3. 納骨式の香典の相場

1. 納骨はいつ、だれとするか?

納骨とは、骨壷に納めた遺骨をお墓や納骨堂などに納めることです。一般的には「納骨」といいますが、法律的には「焼骨の埋蔵」といいます。納骨の時期に決まりはなく、各宗教とも多くの場合、何らかの節目の日を目安に納骨します。納骨は配偶者や近親者(直系の親族とその配偶者、孫)、親しくしていた友人といったご身内で行うことがほとんどです。

1-1. 仏式

四十九日忌法要に合わせて納骨するのが一般的です。四十九日法要後、墓前で僧侶による納骨式を行います。新しくお墓を建てるなど、四十九日に間に合わない場合は新盆や一周忌法要などの節目を目安に納骨を済ませます。新しい墓に納骨する場合には、納骨と同時に開眼法要(かいがんほうよう、別途詳細)も行います。

四十九日一周忌法要についてはこちらを参照してください。
四十九日・一周忌法要・法事の行い方<準備と段取り>

1-2. 神式

神式では亡くなってから50日目に行う「五十日祭」までの10日ごとの霊祭などに合わせて納骨を行います。霊祭後、墓前で埋葬祭を行います。遺骨、遺影、神饌(しんせん)、玉串(たまぐし)などを用意します。

神道の法要についてはこちらを参照してください。
神道の霊祭・種類と意味

1-3. キリスト教

カトリックでは、死後七日目の追悼ミサの翌日か1ヶ月後の追悼ミサ、プロテスタントでは死後一か月後の召天記念日(しょうてんきねんび)に合わせて納骨を行います。納骨、祈祷、聖書朗読、聖歌斉唱、献花などを行います。

キリスト教の法要についてはこちらを参照してください。
キリスト教の「追悼ミサ」、「記念式」とは

2. 仏式の納骨の一般的な流れ

仏式では納骨の際に寺院などで納骨式を行います。少数の身内のみで行うことが多く、参列者は喪服を着用するか、家族間で相談して黒ベースの地味な平服にすることもあります。

2-1. 納骨式の準備

2-1-1. 連絡、打ち合わせ先

墓地の確認をした上で、お墓の菩提寺や墓地、霊園、管理事務所等に連絡し日取りを決めます。カロートを開けるため、石材店への連絡も必要です。
浄土真宗以外で卒塔婆を立てる場合は寺院に依頼します。
法要と合わせて納骨式を行う場合には、時間帯によっては会食=お斎(おとき)の予約や手配も必要になります。
納骨のみを行なう場合はお茶、あるいはお茶とお茶菓子程度を準備します。

2-1-2. 納骨式の案内状文例

納骨式に参列する親族に納骨式についての電話連絡、または案内状を送付します。

<納骨式案内状例>(四十九日法要と併せて納骨する場合)

謹啓 ○○の候 皆様方には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます
このたび左記日程にて亡○ ○○の四十九日法要と納骨式を営むことになりました
つきましてはご多忙中誠に恐縮とは存じますがご参列賜りますようお願い申し上げます

敬具

     記

  日時  平成○○年○○月○○日(○)午前○時○分より
  場所  ○○寺 住所  東京都△△区○○・・・・・・・
       電話
    平成○○年△月
           (住所)
           (電話)
                 (    名前    )
なお法要後別席にて粗餐を差し上げたく存じます
お手数ではございますが○月○日までに返信にてご都合をお知らせ下さい

2-2. 納骨式の持ち物の準備

納骨式に必要なもの
  • 遺骨
  • 遺影
  • 位牌
    白木の位牌は通夜から四十九日の忌明けまで祭壇に祀られ、納骨時に寺院に納めます。仏具店に本位牌(表に戒名、裏に没年月日、俗名、享年を入れます。)を注文しておきましょう。本位牌は注文後完成まで約10日かかります。
  • 花・供物(お菓子、お酒など)
  • ろうそく・線香
  • 数珠
墓地の管理者に提出する書類
  • 火葬許可証
    役所から発行された火葬許可証を火葬場に提出すると、火葬を行った日時が記入、署名と押印され返却されます。これが納骨をする際に必要な「火葬許可証(火葬済みの証印入り)」となります。
  • 墓地使用許可証
  • 認め印
    手続きの際に必要になることがある。
お布施、お礼など
  • お布施
    3万円程度が一般的。市販の白の封筒でも構いません。ただし、郵便番号欄が印刷されていない無地の封筒を選びましょう。市販の封筒にすでに「御布施・お布施」とプリントされている封筒もあります。その場合は、特に中袋に入れずに封筒にお札を封筒に入れても構いません。封筒の裏面に住所と金額を記載しておきましょう。
  • お車代
    墓地までの移動に交通費がかかる場合。5,000円~1万円が相場。
  • 御膳料
    法要の後の会食を僧侶が出席を辞退した場合には、食事代として5,000円~1万円程度包む。
  • (あれば)卒塔婆料
    3,000円~5,000円が相場。

2-3. 一般的な仏式の納骨式の流れ(四十九日法要の日に納骨を行う場合)

1. 納骨式が始まるまでに

墓とその周りの掃除。花や供物を供えておく。

2. 四十九日法要

僧侶による読経と焼香

3. 施主あいさつ

四十九日法要が終わったことのお礼と納骨式の案内

<施主あいさつ例>
皆様、おかげさまで無事に忌明けの法要を済ませることができました。引き続きを予定しておりますので、ご参列いただける方は墓地の方へ移動をお願いいたします。

4. 墓前へ移動
5. 僧侶による読経
6. 納骨

納骨室の入口の石(或いは蓋の石など)を開けてもらい、施主が納骨室に納める。卒塔婆があれば立てる。

7. 参列者による焼香

故人とつながりの深い遺族から順番に焼香する。

8. 施主あいさつ

参列のお礼、会食会場への案内(ある場合)法要後の会食はお斎(おとき)といいます。

<施主あいさつ例>
本日はお忙しい中、故○○の納骨式にご参列いただき、まことにありがとうございました。皆様のお力添えのおかげで、無事に納骨を済ませることができました。心より御礼申し上げます。
これからわたしたち家族が力を合わせ生きていくことが故人への供養だと思いますので、どうぞ今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い申し上げます。この後、ささやかではございますが、会食の席を設けています。本日はお忙しい中をお集りいただきましてまことにありがとうございました。

2-4. 神式の納骨式

神式の場合は納骨祭とも呼ばれます。また、墓前で行なう儀式は墓前祭といいます。神職によるお祓い(おはらい)や祝詞(のりと)の奏上(そうじょう)、玉串奉奠(たまぐしほうてん)などが行われます。

2-5. キリスト教の納骨式

聖職者による聖書朗読、参列者による賛美歌斉唱、参列者による献花などが行われる。

3. 納骨式の香典の相場

香典袋:双銀や白黒、または白黄の水引袋を使います。
表書きは四十九日法要や一周忌法要に合わせて行う場合は、「御仏前」「御佛前」と記載するのが一般的です。
ただし、浄土真宗の場合は通夜・葬儀から「御仏前」「御佛前」となります。

<相場>
納骨式のみ: 5,000円~1万円。
四十九日法要と併せて行う場合: 法要や会食も一緒に行うことが多いので1万円~3万円。
一周忌・三周忌法要と併せて行う場合: 会食がない場合は3,000円~1万円。会食がある場合は1万円~3万円。

Text by:AISA
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