落合斎場(東京都新宿区)で火葬を予定している方に向けて、火葬料金・休憩室料金、骨壺(収骨容器)のサイズと料金、分骨の手続き、最寄駅や駐車場までをまとめました。運営する東京博善の公式サイトで確認できた情報をもとに整理しています(確認日:2026年10月18日)。
落合斎場の火葬料金はいくら?骨壺のサイズ・分骨の手続き・アクセスと駐車場を解説
1. 落合斎場の火葬料金・骨壺・分骨|先に結論
- 落合斎場(東京都新宿区上落合)は、東京博善株式会社が運営する、葬儀式場と火葬場が一体になった民営の斎場です。
- 大人の火葬料金(非課税)は、普通炉87,000円、特別室123,000円、特別殯館160,000円です(2026年10月18日、公式料金ページで確認)。
- 区民葬の取り扱いは2026年3月31日で終了しています。葬祭扶助などで「減額」の対象になる場合は、普通炉での火葬で大人39,000円です。
- 骨壺(収骨容器)は、安全で円滑な運営のため、東京博善指定のものを使うよう案内されています。分骨・手元供養向けの2.5寸・3寸の容器もあります。
- 分骨を考えているなら、火葬の前に葬儀社か斎場のスタッフへ伝えておきましょう。東京都の民営火葬場では、分骨証明書を火葬場で発行してもらえると東京博善が説明しています。
- 最寄駅は東京メトロ東西線「落合駅」(徒歩5分)です。駐車場はありますが、予約制ではなく台数に限りがあるため、斎場は公共交通機関での来場を求めています。
2. 落合斎場の基本情報とアクセス
| 名称 | 東京博善 落合斎場 |
|---|---|
| 運営 | 東京博善株式会社(民営) |
| 所在地 | 〒161-0034 東京都新宿区上落合3-34-12 |
| 施設 | 火葬炉10基(特別殯館2・特別室2・普通炉6)、式場12室、控室7室、休憩室11室、売店3カ所(公式サイトの施設概要より) |
| 主な設備 | 車いす貸出、AED、バリアフリー、おむつ交換台、更衣室、ラウンジ、喪服レンタル など |
2-1. 最寄駅と所要時間
東京博善の落合斎場のページでは、最寄駅からの距離が次のように案内されています。
| 路線・駅 | 徒歩の目安 |
|---|---|
| 東京メトロ東西線「落合駅」 | 約5分 |
| 都営大江戸線「中井駅」 | 約10分(A1出口から) |
| 西武新宿線「中井駅」 | 約10〜15分(※) |
| JR総武線「東中野駅」 | 約15分 |
※西武新宿線「中井駅」からの所要時間は、東京博善の公式ページ内に「徒歩10分」と「徒歩15分」の2通りの記載があります。初めて行く場合や、ご高齢の方と一緒に歩く場合は、15分ほどを見込んでおくと安心です。
落合駅からは、2a出口を出て右へ進み、約100m先の大きな横断歩道のある交差点を右に曲がり、三叉路を右方向へ進むと到着する、という道順が案内されています。バスの場合は、関東バス(新宿西口〜中野)の「落合」「正見寺前」、西武バス(新宿西口〜池袋東口)の「落合」で降り、いずれも徒歩5分ほどです。
2-2. 駐車場について
公式サイトの基本情報には、自家用車50台・マイクロバス25台の駐車場が記載されています。一方で、駐車場は予約制ではなく台数に限りがあるため、公式サイトでは「なるべく公共交通機関をご利用ください」と案内され、よくある質問でも自家用車での来場は控えるよう求められています。つまり、駐車場はあるものの、参列者は電車やバスで向かうのが基本と考えておくとよいでしょう。高齢のご家族を車で送る必要があるなど、車で行く事情がある場合は、事前に葬儀社か斎場へ相談しておくと安心です。
3. 落合斎場の火葬料金・休憩室料金
東京博善の公式料金ページ(落合斎場)で確認できた料金は次のとおりです。火葬料金は非課税、そのほかは税込表示です。
| 火葬炉の区分 | 大人 | 小人(満6歳以下) |
|---|---|---|
| 特別殯館(2炉) | 160,000円 | 88,000円 |
| 特別室(2炉) | 123,000円 | 63,500円 |
| 普通炉(6炉) | 87,000円 | 50,000円 |
| 減額・公費(普通炉) | 39,000円 | 21,000円 |
- 区民葬は、2026年3月31日をもって取り扱いが終了したと案内されています。
- 「減額」は葬祭扶助と減額証明書が、「公費」は行旅死亡人である証明書と公費火葬依頼書が必要です。
- 火葬証明書は1通550円です。
3-1. 火葬中に待つ休憩室の料金
| 休憩室 | 人数の目安 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 月の間 | 〜36名程度 | 34,100円 |
| 梅の間 | 〜16名程度 | 19,800円 |
| 藤の間 | 〜12名程度 | 14,300円 |
火葬中に休憩室を利用すると、飲み物は無料で提供されると案内されています。お茶菓子や軽食も注文できます。
3-2. 火葬までの安置(保棺)の料金
病院や施設から自宅に帰れない場合などは、火葬まで斎場でご遺体を預かってもらうこともできます。料金は、冷蔵保棺が1日13,200円、一般保棺が1日8,800円です(減額・公費の場合は別料金)。面会は施主の了承のうえで葬儀社から事前に連絡し、8:30〜10:00、16:00〜19:00の時間帯に行う決まりです。
なお、火葬・休憩室ともに、申し込みから12時間を過ぎてからの取り消しは使用料金の全額がかかるとされています。日程が固まらないうちの仮予約などは、葬儀社とよく相談しましょう。
4. 落合斎場の骨壺(収骨容器)の選び方
落合斎場を含む東京博善の斎場では、「安全かつ円滑な運営のため、弊社指定の収骨容器をご利用いただくようご協力をお願いしております」と案内されています。持ち込みを考えている場合は、必ず事前に葬儀社か斎場へ確認してください。
4-1. サイズの目安と標準的な容器の料金
標準的な「白瀬戸」の容器について、公式料金ページに掲載されているサイズと料金(一式・税込)は次のとおりです。一式には、収骨容器・桐箱・布・覆い(貼箱・袋)が含まれます。
| サイズ | 寸法(蓋付き) | 公式の用途案内 | 白瀬戸の料金(一式) |
|---|---|---|---|
| 7寸(2号) | 直径220×高さ250mm | 全収骨 | 白覆13,970円/金襴・さくら色・黒覆15,950円 |
| 6寸(3号) | 直径190×高さ210mm | 全収骨 | 白覆12,430円/金襴・さくら色・黒覆14,520円 |
| 5寸(4号) | 直径160×高さ180mm | 部分収骨等 | 白貼箱8,800円 |
| 4寸(5号) | 直径125×高さ140mm | 部分収骨等 | 白覆6,160円 |
| 3寸(6号) | 直径95×高さ105mm | 部分収骨・分骨・粉骨等 | 白袋3,080円 |
| 2.5寸(7号) | 直径75×高さ90mm | 分骨・粉骨・手元供養等 | 白袋2,530円 |
※収骨容器は焼き物のため、寸法に若干の誤差があります。5寸の寸法は、白瀬戸の商品案内では「直径140×高さ180mm」と記載されています。戒名を入れる場合は、別途記名料550円がかかります。
4-2. 柄入りや手元供養向けの容器もある
白瀬戸のほかにも、九谷焼や大理石、ガラス製の容器、ブランド品の容器など、価格帯の異なる容器が用意されています。手元供養向けとして、小型の容器、ペンダント、フォトスタンドなども案内されています。
ただし、火葬当日は時間が限られます。迷ったら、まずは標準的な容器で受け取り、自宅で供養するための容器はあとから落ち着いて選ぶ、という順番でも問題ありません。
4-3. 「全部収骨」か「一部収骨」かは事前に確認を
東京博善の案内では、遺骨をすべて骨壺に納める「全収骨」には7寸・6寸、一部を納める「部分収骨」には5寸・4寸が目安とされています。お墓の納骨室の大きさや、地方の菩提寺に納める予定がある場合は、合う容器のサイズが変わることがあります。納骨先が決まっているなら、納骨先に骨壺の大きさの決まりがないかを先に確認しておくと安心です。
5. 落合斎場で分骨するときの手続き
5-1. 分骨証明書が必要になる理由
火葬のあとに受け取る火葬許可証(埋葬許可証として使われる書類)は、1人につき1枚です。遺骨を2か所以上に分けて納める場合は、分けた分について「分骨証明書」を別に用意します。
5-2. 手続きの流れ
- 火葬の前に、分骨したいことを伝える:東京博善は、分骨を決めている場合は火葬前に葬儀社や火葬場のスタッフへ伝えておくよう説明しています。収骨のときに、分骨用の容器を用意してもらえます。
- 火葬場で分骨証明書の発行を依頼する:東京都の民営火葬場で火葬した場合は、火葬場で発行してもらえます。火葬場で手続きをすると、その場で書類を受け取れることが多いとされています。
- 必要なものを用意する:発行依頼書、印鑑、本人確認書類(運転免許証など)、発行手数料を用意します。手数料は東京博善の料金ページには掲載されておらず(同ページにあるのは「火葬証明書」1通550円で、分骨証明書とは別の書類です)、東京博善の解説記事では一般的な目安として「1通数百円ほど」とされています。
- 証明書を保管する:納骨先に提出することがあるため、骨壺と一緒に、または家族が分かる場所で保管しましょう。
落合斎場での正確な手数料や、いつまでに申し出ればよいかは、公式サイトでは公表されていません。分骨を考えている場合は、葬儀の打ち合わせの段階で葬儀社に伝え、手数料もあわせて確認してもらうと、当日あわてずにすみます。
5-3. 分骨証明書がいる場面・いらない場面
- 必要になることが多い:分骨した遺骨をお墓・納骨堂に納める、永代供養や散骨を依頼する、遺骨をアクセサリーなどの手元供養品に加工する
- 必要ないことが多い:分骨した遺骨を、自宅で保管して供養する
あとから別の場所に納める可能性があるなら、火葬のときにあわせて発行してもらっておくと、手続きが二度手間になりません。分骨は気持ちの問題も大きいため、家族・親族とも事前に話し合っておきましょう。
6. 分骨した遺骨の行き先と、自宅での供養
分骨した遺骨の納め先には、主に次のような選択肢があります。
- お墓・納骨堂:実家の墓や、遠方の親族の墓に一部を納める
- 永代供養:寺院や霊園に供養・管理を任せる
- 散骨:粉骨した遺骨を海などにまく
- 自宅での供養:遺骨を自宅に置き、身近で手を合わせる
6-1. 遺骨を自宅で保管しても法律上の問題はない
遺骨を自宅で保管することは、法律で禁じられていません。一方、自宅の庭などに遺骨を埋めることは、墓地以外の区域での埋蔵を禁じた「墓地、埋葬等に関する法律」に反するため、できません。家の中で骨壺に納めて保管する形であれば、遺骨の一部でも全部でも問題はありません。
6-2. 自宅用の容器は、火葬のあとに決めてもよい
火葬当日は、斎場指定の容器で遺骨を受け取ります。自宅に置くための容器はあとから選ぶことができ、遺骨を別の容器に移し替えることもできます。四十九日や納骨の日程が見えてから考える方も少なくありません。遺骨のかさを小さくしたい場合は、粉骨をしてから納める方法もあります。
6-3. 自宅を納骨の場所にするという選択肢
分骨した遺骨の行き先として、「自宅」を納骨の場所に選ぶ方もいます。「ZAYU(自宅納骨のミニ骨壺)」は、納骨の場所を自宅にするという供養のスタイル「自宅納骨」を提案する、日本製のミニ骨壺です。
ご遺骨を納める中壺の容量は約20ccで、手のひらにのるほどのミニ骨壺です。お骨のひとかけらを納める方もいれば、粉骨して少量を納める方もいらっしゃいます。粉骨は必須ではありません。
お墓や納骨堂への納骨と、自宅での供養を両立することもできます。火葬の当日に決める必要はありません。「こういう選択肢もある」と知っておくだけで、収骨や分骨のときに慌てずにすむはずです。
7. 落合斎場での火葬の前に確認しておきたいこと
- 火葬炉の区分(普通炉・特別室・特別殯館)と、休憩室を使うかどうか
- 葬祭扶助など、減額の対象になるかどうか(区民葬は終了しています)
- 骨壺のサイズ(全部収骨か、納骨先にサイズの決まりがあるか)
- 分骨をするかどうかと、分骨用の容器の数
- 分骨証明書の要否と発行方法(印鑑・本人確認書類を用意)
- 当日の移動手段(駐車場には限りがあるため、公共交通機関が基本)
8. よくある質問
Q. 落合斎場は公営ですか、民営ですか?
A. 民営です。東京博善株式会社が運営しています。東京23区には公営の火葬場もありますが、落合斎場の料金や容器の決まりは東京博善の案内に従います。
Q. 落合斎場の最寄駅はどこですか?
A. 東京メトロ東西線の落合駅で、徒歩約5分です。都営大江戸線・西武新宿線の中井駅、JR総武線の東中野駅からも歩いて行けます。
Q. 区民葬は使えますか?
A. 公式料金ページによると、区民葬の取り扱いは2026年3月31日で終了しています。葬祭扶助を受ける場合などの「減額」の扱いは、葬儀社または斎場にご確認ください。
Q. 骨壺は持ち込めますか?
A. 東京博善は、指定の収骨容器を利用するよう協力を呼びかけています。持ち込みを希望する場合は、必ず事前に葬儀社か斎場へ相談してください。
Q. 分骨は火葬当日に決めても間に合いますか?
A. 分骨用の容器の準備や証明書の発行があるため、できれば火葬の前に伝えておくのが安心です。当日の対応可否は、葬儀社または斎場にご確認ください。
9. まとめ
- 落合斎場は東京博善が運営する民営の斎場で、火葬料金は普通炉で大人87,000円です。区民葬は2026年3月で終了しています。
- 骨壺は指定の収骨容器を使うのが基本で、分骨・手元供養向けの2.5寸・3寸の容器もあります。
- 分骨を考えているなら、火葬の前に葬儀社か斎場へ伝え、分骨証明書の発行方法を確認しておきましょう。
- 自宅で供養するための容器は、火葬のあとに落ち着いて選んでも間に合います。
※料金・取り扱い品・手続きは変更されることがあります。最新の情報は、東京博善の公式サイトまたは葬儀社でご確認ください。
分骨のあとの供養も、あわせて考えておきませんか
分骨した遺骨を、お墓や納骨堂だけでなく、自宅で納めて供養するという選択肢もあります。火葬当日に急いで決める必要はなく、落ち着いてから、ご家族の暮らしに合う形を考えていただければ十分です。
出典・参考資料
本記事で使用した数字・事実の出典です(最終確認日:2026年10月18日)。
- 東京博善「落合斎場」(施設概要・アクセス・よくある質問)
- 東京博善「料金のご案内」(落合斎場:火葬・休憩室・保棺・収骨容器)
- ひとたび(東京博善)「分骨証明書はどこでもらえる?」
- e-Gov法令検索「墓地、埋葬等に関する法律」
※料金・アクセスの表は、東京博善の公式サイトをもとにSOBANI編集部で整理しました。料金・取り扱い品・手続きは変更されることがあるため、最新の情報は公式サイトまたは葬儀社でご確認ください。
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