仏壇ってなに?仏壇の基礎知識と購入のしかた

仏壇とは自身の菩提寺の宗派が信仰するご本尊(仏様)とその家の先祖を祀る祭壇のことです。これからはじめて仏壇を買おうとしている人は、仏壇を家の中に祀るという経験がない人もいるでしょう。この記事では、これから初めて仏壇を準備しようという人向けに、仏壇がそもそもどういう役割を果たすものなのか、いつどこで購入すればいいのか、毎日の生活の中で仏壇とどう向き合えばいいのかなど、イロハのイから分かりやすくご説明いたします。

index 目次
  1. 1. どうして仏壇を祀らなければならないの?
    1. 1-1. 仏壇は、家の中のお寺
    2. 1-2. 仏壇で故人に向き合う
  2. 2. 仏壇の基本様式・仏具―仏壇の中には何が祀られているの?
    1. 2-1. 仏壇には、2つのホトケがいる
    2. 2-2. ご本尊は三尊一組 仏像や掛け軸で表される
    3. 2-3. ご先祖様は位牌で表される
    4. 2-4. 五具足を用意
  3. 3. 仏壇の購入タイミング―いつ買う?
    1. 3-1. 葬儀後、四十九日法要に間に合わせる
    2. 3-2. 四十九日に間に合わなくてもなるべく早く購入する
    3. 3-3. 自身の信仰にあわせて、いつ購入しても構わない
  4. 4. 仏壇の置き場所―どこに祀る?
    1. 4-1. 自分たちの生活導線を考えて、一番納まりのいい場所を見つける
    2. 4-2. 法要(法事)を想定した場所を考えておく
    3. 4-3. 仏壇の向きに決まりはない
    4. 4-4. 仏間がある場合は仏間がおすすめ
  5. 5. 仏壇店の選び方―どこで買う?
    1. 5-1. 実店舗のある仏壇店では現物が見れて、スタッフに相談もできる
    2. 5-2. インターネットは価格が安い
    3. 5-3. 選び方のコツ
  6. 6. 仏壇の費用相場
  7. 7. 仏壇の祀り方―仏壇に向かって何をすればいいの?
    1. 7-1. 購入後―寺院を招いて、本尊や位牌に魂入れをしてもらう
    2. 7-2. 日々の暮らしの中で

1 どうして仏壇を祀らなければならないの?

1-1 仏壇は、家の中のお寺

ある宗教学者が、イギリス人にこう言われたそうです。

「日本人はいいね。毎日家でミサができるのだもの。僕たちは毎週日曜日に教会に通っている。週に1回だけだよ」

仏壇を表現するときによく「家の中のお寺」という言葉が用いられます。お寺は祈りの空間です。一方家は、食べたり、寝たり、憩ったりする生活空間ですが、仏壇が納まることで祈りの場所がひとつできあがります。仏壇の前では亡くなった家族や先祖を供養するために手を合わせますが、それは亡き人のためだけではなく、実はこの世に生きている私たちの幸せを願うためでもあります。お寺が、死者供養だけでなく、この世に生きるもののさまざまな祈願を受け入れてくれる場であるのと同じで、家に納められた仏壇も、自分たちの祖先の冥福を祈ることが、そのまま自分たちの幸福を祈ることにつながるのです。

1-2 仏壇で故人に向き合う

仏壇が家の中にあることで、故人と向き合う場所ができ、心が平穏になると言う方が多くいます。死別の悲しみは、すぐに癒えるものではありません。時間をかけて、ゆっくりとゆっくりと死の事実を受け入れ、乗り越えていくのです。

中には、「仏壇なんて要らない」という人もいます。そういう考え方があってもいいでしょう。しかし、この時代になっても7割以上の人たちが仏式で葬儀をするのは、死の問題を自分たちだけでは解決できないと考えているからだと思われます。供養の専門家としてお寺にお経を読んでもらいその先にいるご本尊に故人を託すこと、そして仏壇で祈ることで、安心感が得られ心が平穏になる、仏壇とはそういうものです。

2 仏壇の基本様式・仏具―仏壇の中には何が祀られているの?

私たちは、当たり前のように仏壇に向かってお供えをし、手を合わせます。仏壇や仏具はただの「モノ」にすぎません。そうしたモノの中に目に見えない存在が込められているものとして、信仰や礼拝は行われます。仏壇の中には誰が祀られていると考えられているのでしょうか?

2-1 仏壇には、2つのホトケがいる

仏壇には、2とおりのホトケがいます。ひとつは、大日如来や阿弥陀如来や釈迦如来といった、それぞれの宗派が信仰の対象とする「ご本尊」です。そしてもうひとつは、自分たちの「親や先祖」です。かつてこの世に生きた自分たちのご先祖様も、立派なホトケとなるのです。

日本の仏壇の特徴は、この2とおりのホトケが祀られているところでしょう。インドから始まった仏教と、中国で広まった先祖祭祀の文化が融合して日本に定着している、その独自の死者供養の文化が、仏壇の様式に表れています。

2-2 ご本尊は三尊一組 仏像や掛け軸で表される

ご本尊とご先祖様では、ご本尊の方が上位です。ですから、仏壇の最上段には、ご本尊が祀られます。ご本尊の基本はどの宗派でも三尊仏、または三尊一組と言って、必ず3つの仏様を祀ります。中央にその宗派の中心となる仏様、そして左右に脇仏(脇侍)が祀られます。目に見えない仏様を目に見える形で表さなければならず、仏像か掛け軸が選ばれます。仏像は、金箔押しや彩色を施したものも含めて木彫りのものが多く用いられていますが、その他にも銅製や樹脂製のものもあります。掛け軸は、金襴唐草の表具が一般的ですが、緞子地のもの、さらに最近は家具調の仏壇に合わせてモダンな掛け軸も販売されています。

なお、各宗派の三尊仏は次のようになります。

宗派 中央(ご本尊)
天台宗 伝教大師 最澄 阿弥陀如来 天台大師 智顗
真言宗 不動明王 大日如来 弘法大師 空海
浄土宗 法然 阿弥陀如来 善導大師
浄土真宗本願寺派 蓮如上人 阿弥陀如来 親鸞聖人
真宗大谷派 九字名号
南無不可思議光如来
阿弥陀如来 十字名号
帰命尽十方無碍光如来
臨済宗 普賢菩薩
各宗派を開いた僧侶
釈迦如来 達磨大師
文殊菩薩
曹洞宗 常済大師 瑩山 釈迦如来 承陽大師 道元
日蓮宗 大黒天 大曼荼羅 鬼子母神

地域や寺院によって異なることもあります

2-3 ご先祖様は位牌で表される

ご先祖様は位牌で表されます。昔の人は、火事が起きたらまずは位牌を持って逃げ出したと言います。位牌はご先祖様そのものであり自分たちのルーツです。それだけ日本人が先祖供養を大切にしてきたことが分かります。

位牌は四十九日までは白木位牌、それ以降は本位牌で祀ります。不幸が起きてすぐに位牌を用意しなければならないために、葬儀から四十九日までは白木位牌(仮位牌)に戒名を書いて祀ります。そして四十九日で祖霊になるのにあわせて本位牌(塗り位牌や唐木位牌など)を用意して、以降仏壇で祀ります。

ただし、多くの門徒を抱える浄土真宗は、ご本尊である阿弥陀如来だけを礼拝するよう説いています。そのため、祖先への礼拝を不要と考え、原則的に位牌を用いません。

2-4 五具足を用意

五具足とは「5つの道具」という意味で、花立(お花をたてるもの)1対、灯立(ローソクをたてるもの)1対、香炉(お線香やお香をたてるもの)、のことを指します。左から、花、灯、香、灯、花で並べます。

五具足は、お寺でも、仏壇でも、お墓でも、どんな宗派でも用意されます。ご本尊やご先祖様に向き合う時は、これらを並べて、気持ちを落ち着けて、それから手を合わせるのです。ある僧侶の説明では、まずは灯明(ローソク)を灯して暗闇の中で自分がここにいますということをご本尊やご先祖様に伝え、次に香炉にて香を焚いてあたりの空気を清浄にし、さらにお花を飾って場を華やかにする、そうすることで祈りがより届きやすくなるのだそうです。

五具足の略式で「三具足」という飾り方もあり、これはローソクとお花を1対ではなく、1つずつ並べます。順番は左から、花、香、灯です。

モダンな仏壇に似合う仏具もあり、この場合は五具足の意味合いが異なります。本来の五具足は燭台1対、香炉、花立1対の5点セットですが、モダン仏具の場合は三具足+仏飯器と湯呑の5点セットを指します。陶製や金属製やガラス性など、デザイン性が重視されているので、仏壇に合うものを選びましょう。

唐木仏壇や金仏壇の場合、宗派や大きさに合わせて仏壇にセットされていますので、仏壇店のアドバイスに従えばよいでしょう。家具調仏壇に合うモダン仏具の場合は、仏壇店のアドバイスを聞きながらも自分たちの好みで選ぶとよいでしょう。

3 仏壇の購入タイミング―いつ買う?

さて仏壇は一体どのタイミングで購入すればいいのでしょうか。

3-1 葬儀後、四十九日法要に間に合わせる

一般的には葬儀を終えたあと、四十九日法要までに用意すべきと言われています。これは先ほども申し上げた通り、49日間の期間を経て、故人様は晴れて仏様となり、ご本尊や古いご先祖様と一緒に仏壇で祀られるからです。葬儀の時にお寺からいただく白木の位牌も、葬儀社から貸し出される白木の祭壇も、そこで使われる葬具も、すべて四十九日までの仮の道具です。法要に間に合うように、早めに仏壇店を訪ねましょう。

3-2 四十九日に間に合わなくてもなるべく早く購入する

中には、さまざまな事情で四十九日に間に合わないというケースもあります。その場合でも、なるべく早く仏壇を購入するのが良いでしょう。故人様の行き場所が定まらないうちは、家族の人の心も落ち着かないとはよく聞く声です。「いつまでに」という決まりはありませんが、故人様のため、自分たちのためにも、早めの購入をおすすめします。

3-3 自身の信仰にあわせて、いつ購入しても構わない

仏壇は、葬儀後でなければ買ってはならないとは限りません。あくまで手を合わせて祈るものです。家の中に不幸がなくとも、自身が手を合わせたいと思うならいつ購入しても構いません。実際にひと昔前までは、新築した家には仏壇を納める習慣があったほどです。亡き人の供養だけでなく、私たちの幸せを仏様に祈る場所として、仏壇が用いられるのです。

4 仏壇の置き場所―どこに祀る?

仏壇を選ぶ時には、まず必ず仏壇の置き場所を考えましょう。旧来の日本家屋には床の間と並んで仏間が設えられていたので、置き場所に困ることもありませんでした。しかし昨今の住宅事情では、洋風の家屋やマンションなど、仏間のない家もたくさんあります。一体どこに祀ればいいのでしょうか。

4-1 自分たちの生活導線を考えて、一番納まりのいい場所を見つける

なによりも、自分たちの普段の生活導線を考えて、一番納まりのいい場所を見つけましょう。それが居間やリビングの人もいれば、ダイニングの人もいるでしょうし、中には寝室に仏壇を置く人もいます。

最近の仏壇は「現代仏壇」や「家具調仏壇」と呼ばれ、どこに置いても調和がとれるようなデザイン設計がなされています。まずはどこに仏壇を置くかを決めて、それから仏壇店を見て周るのがおすすめです。

4-2 法要(法事)を想定した場所を考えておく

仏壇は、普段の私たちの祈りの場所ですが、同時に寺院を招いて法要を行う場所でもあります。法要には家族や親戚が集まるため、居間や寝室にあることで法事がしづらくなる点も念頭に入れておきましょう。最近では、狭い住宅が多いため、お寺の本堂で法要をするケースも増えています。

4-3 仏壇の向きに決まりはない

仏壇の向き(方角)にはそこまで気を配らなくてもよいでしょう。旧来の日本家屋であれば、仏間が作られることを前提として建物全体の間取りが考えられていました。しかし昨今の住宅はそもそも仏間がありませんので、仏壇の向きなど考慮されていません。普段の生活の中で手を合わせやすい場所と向きに安置すればよいでしょう。

なお、仏壇の向きに関しては主に3つの説があるのでご紹介しておきます。

南面北座説

北を背にして南に向けます。住宅を選ぶ時にも「南向き」が重宝されますが、仏壇の向きも南がよいとする考えは根強くあります。日光が入るため部屋の中が明るくなり、風通しも良く、古くから東から南にかけてが吉方と考えられてきました。

西方浄土説

西に向かって手を合わすように、西を背にして東向きに設置します。西の彼方には阿弥陀如来が作った極楽浄土があると信じられ、特に浄土宗や浄土真宗などで用いられます。

本山中心説

本山寺院の方向に向かって手を合わせるよう仏壇を設置します。自宅と本山寺院の位置関係によるので、それぞれの自宅によって向きが異なります。たとえば真言宗の本山は和歌山県の高野山ですが、東京に住んでいる人から見れば西にありますが、九州に住んでいる人から見れば東を向きます。

4-4 仏間がある場合は仏間がおすすめ

もしもあなたの家に仏間(仏壇を収めるために作られた部屋、空間)があれば、そこにお祀りすることをおすすめします。仏壇を納めることが想定された空間ですから、何かと納まりが良いでしょう。日常生活の邪魔をしませんし、法事の時にも寺院や親戚を受け入られます。

5 仏壇店の選び方―どこで買う?

仏壇は、仏壇店実店舗やインターネットで購入します。それぞれの特徴、利用の際のポイントをご紹介します。

5-1 実店舗のある仏壇店では現物が見れて、スタッフに相談もできる

仏壇を購入するには、真っ先に思い浮かぶのが従来型の実店舗のある仏壇店です。実店舗のある仏壇店にはどのような特徴があるのでしょうか。

現物が見れる

実店舗で購入する一番の利点は、現物が見れることです。インターネットによる画像では分からない判断できない部分もあります。実際の雰囲気や質感。さらには仏壇の内部の作りによっては毎日のお参りやお給仕(ごはんや花の水などの交換)がしやすいかどうかは、現物を見てみないと分からないでしょう。

スタッフに相談できる

専門スタッフによる説明が受けられるのも安心材料です。商品説明だけでなく、仏事全般についても詳しくアドバイスしてもらえるでしょう。仏壇店は寺院ともつながりがあるため、住職に直接聞きづらいことも仏壇店なら相談できるという声はたくさん聞かれます。仏事の相談所としての役割も果たしてくれるのです。

配達や設置もしてくれる アフターフォローも万全

店舗のスタッフが配達と設置をするのが基本です。また、アフターフォローも安心もしてくれるため、購入後に何か不具合があってもすぐに駆けつけてくれます。

他の仏具も一緒に購入できる

仏壇店には、他にも線香やローソク、数珠や掛け軸、本位牌など、仏壇周りで必要なあらゆるものがワンストップでそろっています。こうしたものも、スタッフのアドバイスを受けながら同時に購入できるので便利でしょう。

5-2 インターネットは価格が安い

最近ではインターネットで仏壇を購入する人が増えています。インターネットでの仏壇販売にはどのような特徴があるのでしょうか?

圧倒的に価格が安い

インターネットで仏壇を購入する一番の利点は、価格の安さです。仏壇店に並んでいるものよりも3割近く安い値段で販売されています。そもそも仏壇業界にはメーカー希望小売価格というものがほとんどなく、オープン価格、つまり小売店が自由に価格を設定する商習慣が定着しています。ですから、店舗や販売員を必要としないインターネットの方が仏壇の価格を安く設定できるのです。

写真と現物とでイメージが違うリスク

インターネットで購入する場合、現物に見たり触れたりできません。さまざまな角度からの写真が掲載され、仕様などについても細かい情報が示されていますが、やはり現物の確認には及ばないでしょう。思っていたのと雰囲気が違う、写真では見えないキズがついていたなど、仏壇が自宅に納品されてから気づくこともあるでしょう。

対面相談ができない分、しっかり情報収集を

慣れない仏壇の購入ですから対面相談ができないのは不安です。仏壇は宗派によって必要な仏具が異なりますし、寺院の考え方によっても異なります。インターネットでももちろん電話やメールで相談には応じてもらえますが、地域性などに対応したアドバイスは期待できないかもしれません。しっかりと情報収集をして知識を得て購入するようにしましょう。

設置は自分でするか、設置サービスがあるか確認

ネットでの購入の場合、宅配便で送られてきた品物を自分で開封し、設置することが多いでしょう。家具調仏壇などの設置しやすい仏壇であればよいですが、金仏壇や唐木仏壇のように専門的な仏具や電装の設置を伴う場合は注意が必要です。設置サービスがあるかどうか、設置サービスがある場合有料か無料かを確認しましょう。

5-3 選び方のコツ

仏壇は、亡くなった家族と向き合えるとても大切な場所です。ですから、仏壇を購入する際には自分がしっかり納得できるものを選びましょう。「本当は別の仏壇が良かったな」「ちょっとこの仏壇を後悔している」など、少しでも「気になる」ことがあったなら、手を合わす時に気持ちがスッとご本尊やご先祖様に向かいません。サイズ、デザイン、予算など、さまざまな条件の中で決めていくことになるでしょうが、そういったなかで直感的に「これがいいかな」と思える仏壇と出会えればよいですね。仏壇選びに満足できれば、きっとその後の供養、そしてあなたの人生も、満足いくものに近づいていくことでしょう。

6 仏壇の費用相場

仏壇の費用は、大きさや仕様によっても異なりますが、安いものであれば数万円から。家具調仏壇や上置き仏壇でも作りがしっかりしたものは50万円近くになります。上を見ればきりがなく、金仏壇や唐木仏壇などの従来型のものだと、100万円前後、高いものは500万円や1000万円を超えるものもあります。また仏壇店やインターネットが表示している価格が、仏具が含まれているのかいないかもきちんと確認しておきましょう。

7 仏壇の祀り方―仏壇に向かって何をすればいいの?

仏壇には、宗派のご本尊が祀られていますが、それ以上に親しみを持って手を合わすのは、やはり私たちの両親や祖父母であり、そこから連なるご先祖様に対してでしょう。毎日仏壇に手を合わすことで、私たちは亡くなった人たちがそばにいてくれていることを確認します。では、仏壇の祀り方、お参りはどのようにすればいいのでしょうか。主に次のようなことをします。

7-1 購入後―寺院を招いて、本尊や位牌に魂入れをしてもらう

本尊や位牌は、購入してそこに置いておくだけではただのモノです。寺院を招いて魂入れ(開眼法要)をしてもらうことで、はじめてモノに魂が込められます。仏壇を購入したり、あるいは新たに位牌を用意した時には、寺院に連絡をして、魂入れをしてもらいましょう。

7-2 日々の暮らしの中で

ごはんや飲み物をお供えする

お仏壇には、ごはんや飲み物をお供えします。三尊それぞれにお供えするのが望ましいですが、代表して中央の本尊だけにお供えする人も増えているようです。

お花を供えて定期的に水を変える

仏壇にはお花のお供えをしますが、2,3日経つとすぐに痛んでしまいます。お花の水は小まめに交換して、長持ちするようにしましょう。

ローソクと線香つけて手を合わす

ローソクと線香を灯します。ローソクが灯りを照らしてくれて、お線香の煙と薫りがあたりの空気を清めてくれます。

お経を読む

熱心な人は、経本を用意してお経を読みます。お経を読めない人は手を合わすだけでも充分でしょう。

定期的な掃除

仏壇の中は定期的に掃除をしましょう。仏具をいったん外に出して、ホコリを払い、拭き掃除をするだけで、仏壇は見違えるようにきれいに見えるものです。

写真提供:
仏壇・墓石の素心 姫路店

仏壇・墓石の素心は、兵庫県下の3店舗(加古川本店・姫路店・高砂店)を拠点に日本全国に展開する仏壇・墓石・寺院仏具の専門店。伝統様式からモダンまで、あらゆるタイプの仏壇仏具が取りそろう。各店舗ではさまざまなセミナーや教室も開催され、地域の人たちの”祈り”を支える仏壇店としても親しまれている。インターネット販売にも注力。遠方であれば楽天市場店でのオンライン購入も可能。

お問い合わせ先:0120-20-9987(姫路店)
URL:素心 公式ホームページ http://www.so-shin.jp/
素心 楽天市場店 https://www.rakuten.ne.jp/gold/so-shin/

Text by:玉川将人
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