仏壇の中には、大小さまざまな仏具が並べられていますが、それらの意味、使い方、お手入れ方法などについてはあまり知られていません。仏具は宗派によっても異なりますし、家具調仏壇の場合では簡略化されているものもたくさんあります。この記事では、そんな複雑で奥の深い仏具の世界を詳しく丁寧にご紹介いたします。この記事を読んでいただくことで、「この仏具にはそんな意味があったんだ」「このように使えばいいんだ」という発見になり、心のこもった供養の一助になれば幸いです。
仏壇・墓石の素心(兵庫県)
仏壇の中には、大小さまざまな仏具が並べられていますが、それらの意味、使い方、お手入れ方法などについてはあまり知られていません。仏具は宗派によっても異なりますし、家具調仏壇の場合では簡略化されているものもたくさんあります。この記事では、そんな複雑で奥の深い仏具の世界を詳しく丁寧にご紹介いたします。この記事を読んでいただくことで、「この仏具にはそんな意味があったんだ」「このように使えばいいんだ」という発見になり、心のこもった供養の一助になれば幸いです。
仏具は、仏様に向かって礼拝するときに用いる道具です。人間は自分たちよりも高い位置に仏様の存在を見ることで、祈りや願いを託します。自分たちの恐怖や不安を取り除き、安寧をもたらせてくれる仏様に向き合うためには、畏れ、そして敬うという姿勢でなくてはなりません。どの宗教を見ても、宗教儀式で用いられる道具は神聖で、格調高く、そしてその様式は伝統化しており、これは日本の仏教でも同じです。普段何気なく用いている仏具にも、宗教的な意味が込められているのです。
伝統的な仏壇を購入すればさまざまな仏具が付属されていることが多いでしょう。一方、いま人気のモダンな家具調仏壇の場合は中に納める仏具もかなり簡略化されており、仏壇と仏具が別々に販売されていることもよくあります。手を合わすという行為そのものは伝統的な仏壇か、モダンな仏壇かで変わりがあるものではありません。さまざまな仏具がある中で、基本となるのは限次の4つです。最低限これだけ揃えれば礼拝できます。
つまり、手を合わす対象を置き(1、2)、それらへのお供えの準備をし(3)、おりんを叩いて気持ちを鎮める(4)ことで、私たちは「礼拝」ができます。簡略されている家具調仏壇に付属する仏具でも、これら4つの仏具は必ず揃えましょう。具体的なそれぞれのアイテムの解説は3章から入ります。
唐木仏壇や金仏壇のような伝統仏壇の場合、仏壇の造りだけでなく、そこに置かれる仏具もある程度様式が決まっています。どうしてさまざまな仏具を並べなければならないのでしょうか。
それは、伝統的な仏壇は寺院の本堂を再現しているからです。「仏壇は家の中のお寺」とよく表現されます。自分たちで故人や先祖を供養するのではなく、供養の専門家として寺院を招いて読経をしてもらう以上、その宗派の様式に合わさなければなりませんし、家の中に「お寺」を構えることで、私たちは毎日仏様に向かって手を合わすことができるのです。
仏壇については、より詳しくこちらの記事で解説しています。
仏具は、選ぶ仏壇の寸法やデザインによって決まりますのでここでも軽く仏壇についてまとめておきましょう。これから仏壇を購入しようと考える人は、次の4つのポイントを押さえておきましょう。
仏壇は一般的には四十九日法要までに準備します。四十九日は七七日忌とも呼ばれ、故人が成仏し、死者の魂が祖霊となる日です。亡き人の魂が宿る新たな位牌を用意し、お祀りする場所も中陰壇から仏壇へ変わります。
仏壇を置く場所を決めて仏壇探しをしましょう。従来は仏間に仏壇を納めましたが、最近では仏間のない家も多く、居間やリビングに置く人が増えています。置く場所によって選ぶべき仏壇も変わってくるでしょう。
自身のお寺がどの宗派に属しているかをきちんと確認した上で仏壇店に伝えましょう。宗派によって揃えなければならない仏具が変わってきます。
仏壇の様式としての種類は大きく分けて次の3つです。
伝統仏壇のひとつ。銘木の美しさを活かした仕上がりが特徴です。どの宗派でもお祀りできます。
伝統仏壇のひとつ。金箔や金具、さらには漆塗りや蒔絵による絢爛豪華な仕上がりが特徴です。主に浄土真宗で用いられます。
仏壇の伝統様式を抑え、家具と並べても調和のとれる新たなタイプの仏壇です。モダンでコンパクトなデザインが特徴で、中に納める仏具も簡略化されます。
仏壇の設置上の形状としては、大きく分けて次の2つです。
上下に分かれるタイプの仏壇です。低いもので120㎝程度。背の高いもので180㎝くらいのものがあります。地袋付きの仏間の場合は、それ専用の寸法のものもあります。
机や台や棚の上に置くタイプの仏壇です。高さは60㎝前後が一般的です。
その他にも、お部屋(仏間)に雛壇状の仏壇が作り付け(備え付け)になっているタイプの仏壇もあります。これだと新たに仏壇を買う必要がなく、仏具だけを揃えれば済みます。このような場合は、仏壇店に仏間を見てもらった上で適正寸法の仏具を購入しましょう。
さていよいよ仏具について、本題です。仏壇の最上段には、それぞれの宗派のご本尊を安置します。ご本尊とは、その宗派で信仰の対象とされている中心的な仏様です。どの宗派でも、ご本尊は三尊一組で祀られます。仏壇では、仏像か、掛軸で表されます。
仏という目に見えない存在や働きを表す方法として、人々は立体的に仏の姿を彫刻し、あるいは平面的に仏画や曼陀羅や名号を描きました。仏壇のご本尊は仏教の信仰・礼拝の対象なのです。
仏様の姿を立体的に表したものを仏像と呼びます。仏像には金属製、石製など、さまざまなものがありますが、仏壇のご本尊として用いられる仏像の多くは木彫りのものです。使われる木材は、白檀、楠、松、檜などです。丸彫りの他、さまざまな伝統技法が採用されています。
金箔や銀箔などを細く直線上に切ったものを貼り付けます。
目の中に水晶をはめ込みます。
台座や仏像本体に金箔を押します。
台座や仏像本体に彩色を施します。
仏様を表すものとして、仏画や曼荼羅や名号など、平面的に描かれたものもあり、これらは掛軸に表装して、仏壇の最上段に取り付けます。仏画とは仏様の絵が描かれたものですが、曼荼羅や名号のように、文字で表現されるものもあります。
日蓮宗の法華曼荼羅は、法華経の中に出てくるさまざまな諸仏諸神を文字で書き表しています。また、浄土真宗の名号とは仏を讃え帰依する言葉ですが、これを文字にして書いたものをご本尊としています。六字名号「南無阿弥陀仏」、九字名号「南無不可思議光如来」、十字名号「帰命尽十方無碍光如来」があります。
位牌とは、ご先祖様の魂がよりつくものとされる木の板のことです。表面には故人の戒名や生前の名前、命日、年齢などを刻みます。ご先祖様そのものと考えられ、ご本尊と並んで最も大切な仏具です。
位牌についてはこちらでも詳しく解説しています。ご参考ください。
位牌は四十九日法要までに作ります。死者は49日を経て祖霊になると考えられ、故人様が晴れてご先祖様の仲間入りをする大切な法要です。新しい位牌を用意することで、故人様の魂は白木の仮位牌から本位牌へと移されるのです。
位牌には実にたくさんの種類があります。伝統的な位牌からモダンな位牌まで、故人様に似合ったものを選びましょう。もしもすでにご先祖様の位牌がある場合は、同じ種類、同じ寸法を選ぶのが良いでしょう。
位牌は、同じ形のものでもさまざまな大きさが作られます。札板の高さが3寸(約9cm)くらいのものから7寸(約21cm)のものまであります。すでにご先祖様の位牌があればその大きさに合わせます。新しく仏壇を購入する場合はそれに合う位牌を仏壇店に提案してもらいましょう。
浄土真宗では位牌を不要としています。ご本尊である阿弥陀如来のみを礼拝することを説いているからです。阿弥陀如来を信じる人はどんな人でも極楽浄土へ往生できるとされているため、個別の先祖に供養するという慣習がないのです。ただし、一部の地域や諸派では位牌を祀ることもあります。後述しますが、浄土真宗では位牌ではなく過去帳、見台を用います。
五具足とは、香炉、燭台1対、花立1対を並べる仏具のことです。それぞれに、香と灯(ローソク)と花を供えます。略式として、燭台と花立をそれぞれ一つずつにして、三具足とする場合もあります。
仏前では、火を灯すことによってあたりを明るくし、その火を受けてお線香を焚いて空気を清らかにし、そしてお花を供えて華やかにして、礼拝の準備をします。五具足とはそのための道具であり、どの宗派でも、そして仏壇だけでなく、寺院の本堂やお墓でも用いられる、最も大切で基本的な「お供え」なのです。
モダンな仏具の場合は、香炉、燭台、花立、湯呑、仏器飯の5点セットを指して五具足と呼ぶこともあります。
おりんとは、音を鳴らすための金属製の仏具です。仏壇の前で手を合わす時、おりんを叩いて「ちーん」と音を鳴らします。そうすることで、気持ちを落ち着かせて、故人様やご先祖様と向き合うことができます。
おりんは鉢のような形をしており、りん棒と呼ばれる棒で縁を叩いて音を出します。真鍮製のものが多く用いられますが、その中でも、地金のもの、フッ素コーティングや、色付けや、彫刻などを施したものあり、種類は多岐に渡ります。中には、純金や純銀といった高価なおりんもあります。
最近では、一見りんとは分からないような斬新なデザインのものも販売されており、モダンな家具調仏壇と合わせて用いられます。
宗派による違いは特にはありませんが、浄土真宗では台や布団で正式なものが使われます。通常、おりんはりん台の上に専用の布団を置き、その上に載せます。浄土真宗本願寺派ではりん台を六角形のものを用います。真宗大谷派の場合はりん台が四角形で、りん布団の代わりに金襴でできた輪っか(りん輪)の上にりんを乗せます。
仏壇では、仏様やご先祖様にさまざまなものをお供えしますが、お供えのための仏具もいろいろな種類があります。
仏飯器とは、ごはんをお供えするための器です。真鍮製や陶製のものがあります。真鍮製の仏飯器では、ステンレスのおとしがついていて、これにごはんを盛ります。3つのご本尊それぞれにお供えします。
湯呑とは、お茶やお湯をお供えするための器です。主に陶製のものが使用されています。湯呑も、3つのご本尊にお供えできればいいのですが、スペースが狭い場合は、中央のご本尊にお供えすればよいでしょう。その場合は、仏飯器を挟む形で左右に湯呑を置きます。
高坏とは、お供えものを乗せるための足の長い仏具のことです。半紙を敷いて、菓子や果物などをお供えします。
仏膳とは、お供えのためのお膳で、法事の時に用います。ごはん、汁物、煮物、和え物、漬物を盛り付けて供えます。肉や魚などの殺生したもののお供えはなるべく避けましょう。
仏壇には、お寺の本堂と同じで、天井から吊るされる仏具があり、これらは仏壇の中を明るく照らすために用いられています。
灯籠(とうろう)は日本の伝統的な照明器具です。仏壇の中で用いられる灯籠は、天井から吊るされるもののことを指します。かつては火袋の中で火を灯して照らしましたが、現在では寺院の本堂でも仏壇でも電灯が用いられています。
輪灯(りんとう)は、主に浄土真宗で用いられる仏具です。天井から吊るし、笠、合吊り、皿で構成されています。昔は寺院の本堂でも、さらに油を浸して灯芯を灯しましたが、いまでは電灯を用いるのが一般的です。仏壇に飾る場合は場所を取るため、省略するケースも少なくありません。
浄土真宗でも諸派によって輪灯の本願寺派の菊輪灯、大谷派の本山輪灯(あるいは瓔珞を吊るす)、その他に高田派の桐輪灯や、佛光寺派の藤輪灯など、異なるものを用います。
仏壇内の灯りは電灯で灯されています。中でも最近はLED配線が選ばれています。LEDは長持ちし、電球が熱を持たないという安全面からも人気です。
これまでに挙げたもの以外にも、仏壇をきれいに飾るため、あるいは便利に手を合わせられるためにさまざまな仏具が用いられます。
木魚とは、読経する時にリズムを取るために叩いて音を出す木製の仏具のことです。「ぽくぽく」という音が特徴的です。木魚の表面には魚を図案化したものが彫刻されています。魚は眼を閉じない生き物であることから、寝る間を惜しんで修行に励みなさいという意味が込められていると言われています。その他、物によっては龍が彫られているもの、朱塗りのものもあります。
材質は楠や欅が用いられます。丸型や角型の布団の上に載せて、先端を皮で包んだ専用のバチで叩きます。
音は、礼拝をする上でとても大切な要素です。
木柾とは、日蓮宗で用いる仏具です。読経する時にリズムをとるために叩く仏具で、他の宗派における木魚と同じように用います。木魚に比べて「かんかん」と高い音が特徴です。
材質は欅や桜などが用いられます。木魚と同じように丸型や角型の布団の上に載せますが、木柾のバチは木魚の物と異なり先端も木製でできているため、甲高い音が出ます。
鉦鋙とは、念仏やご詠歌に合わせて拍子をとるための仏具です。日蓮宗の木柾と同じような形状ですが金属でできています。専用の畳の上に置いて用います。
瓔珞(ようらく)とは、仏壇の天井から吊るされるきらきらと光る装飾のための仏具です。もともとは古代インドで身分の高い人の装身具として用いられていたため、菩薩以下の仏像では首や胸の装飾にも見られます。仏壇内の天井や屋根から吊るしますが、真宗大谷派では、輪灯の笠の上部に吊るして飾ります。
打敷(うちしき)とは、仏壇をきれいに飾るための金襴の織物です。浄土真宗では三角形の打敷、それ以外の宗派では四角形の打敷を用います。普段は使用しませんが、法事やお盆やお彼岸などの時に、打敷を敷いて、仏壇を華やかに飾ります。また、葬儀ができた家では四十九日日法要まで白い打敷を敷きます。
経机とは、仏壇の前に置く小机のことです。本来は経本を置くための机でしたが、最近では経机の上で、ローソクを灯して線香を立てることが多いようです。そのため、火が燃え移りにくいよう難燃加工された敷物も合わせて選ばれています。
寺院がお参りに来た時には専用の座布団を用意します。「御前座布団」や「仏前座布団」などとも呼ばれます。仏壇の前に置かれる座布団は通常よりも大きめに作られています。それは、寺院が法衣を身にまとい、場所を取ってしまうからです。中が綿のものが一般的ですが、最近では低反発の座布団も人気です。
浄土真宗では、その教義に倣って金仏壇を基本とします。そのため、仏壇の中で使われる仏具も、浄土真宗独自のものが多数あります。
華鋲(けびょう)とは、樒を供えるための水差しです。浄土真宗では飲み物のお供えは不要と考えられ、ご本尊の前の仏器飯を挟む形で華鋲を一対置きます。
供笥(くげ)とは、お餅をお供えするための仏具です。浄土真宗の大切な法要に「報恩講」がありますが、この時に供えるお餅のことを「お華束(おけそく)」と呼びます。報恩講は花の咲かない冬の時期に行われるため、色のついたお餅をきれいに積み上げてお供えします。家庭の仏壇でも、故人様の命日や報恩講の季節等には供笥に丸餅を重ねて供えます。
浄土真宗では祖先を個別に礼拝しないため、原則として位牌を祀りません。しかし、家族の心情としてはやはり阿弥陀如来と合わせて故人様に対して手を合わせたいものです。過去帳とは故人様やご先祖様の法名や命日など、位牌に刻む内容を書き記しておく帳面のことです。これを見台と呼ばれる専用台に置いて、飾ります。魂が込められるものではなく、礼拝の対象ではありませんが、浄土真宗ではとても大切な仏具です。
御文(おふみ)とは、浄土真宗8代門主の蓮如上人が布教のために全国の門徒にあてて出したお手紙のことです。浄土真宗ではとても大切な法語とされています。特に「朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり」と読まれる『白骨』の章は有名です。御文は本願寺派では「御文章(ごぶんしょう)」と呼ばれ、本は漆塗りの箱の中に納め、大切に保管します。
仏壇に向かって毎日することと言えば、お花の水やお供え物の交換でしょう。お供え物には決まりはありませんが、供養の想いを形にしたのがお供えです。負担のない程度で、故人様やご先祖様が喜ばれそうなものをお供えしてあげましょう。
お花は花立てに入れてお供えします。花が少しでも弱って来たなと思えば交換してあげましょう。水は毎日変えるのが望ましいでしょう。お花はすぐに枯れてしまい、その管理に頭を悩ませている人も多いようです。最近では水やり不要の造花やプリザーブドフラワーなども選ばれています。
ごはんは仏飯器に入れてお供えします。ごはんを供えるタイミングは家庭によってさまざまです。朝に必ずごはんを供えるという人もいれば、時間問わず炊きたてのごはんを供える人もいます。また、仏様はごはんの湯気を食べると言われています。湯気が出なくなったらごはんを下げても構わないでしょう。
仏壇の中では湯飲みに飲み物を入れてお供えします。主にお茶やお湯や水を供えますが、明確な決まりはありません。ただし、水道の蛇口をひねっただけの水を供えるよりは、人の手の加わったお茶や水を供える方が良いでしょう。
浄土真宗では、飲み物を供えません。阿弥陀如来のおられる極楽浄土には「八功徳水」と呼ばれるきよらかな泉が広がっているとされているからです。
故人様やご先祖様が喜びそうなお菓子や果物を供えてあげましょう。これらは「高杯」に置いて供えます。また、高杯よりも背の低い「供物台」と呼ばれる仏具もあります。自宅にあるお皿にお供えしても構いません。お供え物には半紙を敷くのが正式とされています。頂点をずらして三角形の角を作り、先端がこちらを向くように置きましょう。
こまめに掃除をしたくても、なかなかおっくうな仏壇の掃除。たくさんある仏具を動かしていいかも分かりませんし、うかつに掃除をして傷つける恐れもある、こうした心理が仏壇のお掃除に負担を感じさせてしまっています。仏壇のお手入れはどのようにすればいいのでしょうか。
普段行うお手入れは、ほこりを払う程度で構いません。これをこまめにするとしないとでは汚れに大きな差が出ます。また、お供え物やお花の水などの生ものは、こまめに交換するように気をつけましょう。
年に数回は本格的にお手入れすることをおすすめします。お盆やお彼岸や年末などがよいタイミングでしょう。中にある仏具をすべて外に出し、ほこりを払い、全体的に拭き掃除を行います。払い掃除は毛はたき、拭き掃除は仏壇専用のダスターが数百円で販売されています。仏具を出す前に飾り付けを写真に撮っておけば、もとあった場所に仏具を戻せるので安心です。
どうしても自分たちの手に負えない時は、仏壇店に相談しましょう。仏壇のクリーニング、部分修理、簡易洗浄など、仏壇の症状にあったさまざまな対応をしてくれるでしょう。
とっても奥の深い仏具の世界。仏具には、ひとつひとつに意味があり、正しい使い方というものがあります。仏具にこれだけ手間ひまをかけて、伝統様式になるまで発展したのは、それだけ人々が仏様やご先祖様に礼拝することを大切にしていたからにほかなりません。しかし仏具にこだわりすぎて普段のお参りが窮屈に感じられてしまっては、これは本末転倒と言わざるを得ません。最近は家具調仏壇も増え、仏具の選択の自由度はぐんと増しました。仏壇店のアドバイスしてもらいながら、自分たちが手を合わせたくなるような仏具を探してみてはいかがでしょうか?
仏壇・墓石の素心は、兵庫県下の3店舗(加古川本店・姫路店・高砂店)を拠点に日本全国に展開する仏壇・墓石・寺院仏具の専門店。伝統様式からモダンまで、あらゆるタイプの仏壇仏具が取りそろう。各店舗ではさまざまなセミナーや教室も開催され、地域の人たちの”祈り”を支える仏壇店としても親しまれている。インターネット販売にも注力。遠方であれば楽天市場店でのオンライン購入も可能。
お問い合わせ先:0120-20-9987(姫路店)
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