府中の森市民聖苑の使い方|市民専用の使用要件・火葬の流れと、骨壺(7寸壺)・部分収骨・分骨の注意点

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府中の森市民聖苑は、府中市が運営する市民専用の火葬・葬儀施設です。火葬室の使用料は無料で、骨壺は聖苑の案内資料で「7寸壺をご用意ください」とされています。部分収骨をしたい場合は、事前に「申出書」の提出が必要です。この記事では、使用できる人の条件、料金、火葬の時間枠と当日の流れ、収骨と分骨の決まりを、府中市の公式ページと聖苑の案内資料をもとに整理します。

index 目次

府中の森市民聖苑とは?まず押さえたい基本情報

府中の森市民聖苑は、府中市が運営する市民専用の施設です。通夜・告別式・火葬・法要までを、一つの建物で行えます。

府中の森市民聖苑の基本情報

項目 内容
運営 府中市(府中市立府中の森市民聖苑)
所在地 東京都府中市浅間町1丁目3番地
電話番号 042-367-7788(仮予約は24時間受付)
営業時間 8:30〜21:00(使用許可申請などの手続きは8:30〜17:00)
火葬室 6基(大型火葬炉・都市ガス)
式場 第1・第2式場(各90人)、第3式場(140人)、第4式場(50人)
そのほか 待合室5室、告別室2室、収骨室2室、霊安室2室、法要室4室
駐車場 地下駐車場 79台

※表は、府中市の公式ページ(最終更新日:2026年3月26日)をもとにSOBANI編集部で整理しました。

使えるのは誰?火葬・葬儀は市民専用の使用要件

火葬や葬儀で使えるのは、次のどちらかに当てはまる場合です。市外の方でも、条件を満たせば使えることがあります。

  • 亡くなったときに、府中市の住民基本台帳に登録されていた人の火葬・葬儀を行う方
  • 亡くなったときに府中市民ではなかった人の火葬・葬儀を行う方(喪主)が、府中市民であること。ただし、亡くなった人から見て、配偶者または2親等以内の親族である市民に限ります

後者の場合は、使用申請書のほかに「申出書」などの書類が必要です。市の公式ページには、故人が市外の方の場合の申出書の様式が掲載されています。

年忌法要で法要室を使う場合は、使用の要件はなく、どなたでも使えます(聖苑の案内資料による)。法要室の使用料は、使用者が市民なら1回2時間で3,000円、市民以外なら6,000円です。

料金|火葬室は無料、式場・霊安室・法要室は別

火葬室の使用料は無料です。式場や霊安室を使う場合は、別に使用料がかかります。

式場・火葬室・霊安室の使用料(府中市公式ページ)

区分 単位 使用料
第1・第2式場 通夜、または告別式1回 各25,000円
第3式場 通夜、または告別式1回 各50,000円
第4式場 通夜、または告別式1回 各15,000円
火葬室 なし 無料
霊安室 棺1回(24時間) 2,000円
霊安室(延長) 延長12時間ごと 1,000円

市と協定した葬祭業者に申し込む「聖苑葬儀」という形もあります。第1・第2式場を2日間使った標準例では、総額は大人542,800円(税込、聖苑使用料50,000円を含む)です。僧侶への謝礼、お清めなどの飲食代、会葬御礼や香典返しは含まれません。

※表は、府中市の公式ページをもとにSOBANI編集部で整理しました。料金は改定されることがあります。

申し込みの流れ|仮予約は電話、本申請は使用日の前日まで

申し込みは、葬祭業者に頼む方法と、利用者が直接聖苑に申し込む方法のどちらもできます。葬祭業者が決まっていなくても、直接申し込めます。

  1. 電話で仮予約をする(24時間受付)。故人の氏名・住所・生年月日・死亡日時、喪主の氏名・住所・故人との続柄、希望日と式場・祭壇の種別・宗旨、霊安室・法要室の使用の有無、ペースメーカーや金属の有無とその処分方法(聖苑で供養するか、持ち帰るか)を伝えます
  2. 市役所の総合窓口課などに死亡届を出し、火葬許可証の交付を受ける
  3. 使用日の前日(休館日を除く)までに、火葬許可証、施設使用申請書、施設使用料を持って本申請をする。必要な方のみ申出書も出す。申請は8:30〜17:00(休館日を除く)

使用料の支払いは、お釣りのないように用意するよう案内されています。火葬許可証については、火葬のための手続きと「火葬許可証」で解説しています。

火葬の時間枠と当日の流れ

火葬の予約時刻は「最終点火時刻」です。収骨は、点火よりおおむね1時間後とされています。

火葬のみを利用する場合の時間枠

予約時刻(最終点火) 告別の開始
10:00 9:30(お別れなし)
10:30 10:00
11:00 10:30
14:00 13:30
14:30 14:00
15:00 14:30
15:30 15:00

式場を使う場合の時間(告別式と最終点火)

式場 告別式 最終点火
第1式場 10:00〜11:00 11:30
第2式場 12:00〜13:00 13:30
第3式場 11:00〜12:00 12:30
第4式場 10:30〜11:30 12:00

火葬のみの場合の当日の流れは、次のとおりです。

  1. 安置場所を出るときに、聖苑へ連絡する
  2. 告別開始の10分前までに、ご遺族とご遺体が揃う
  3. 霊柩車は、待合棟前の車止め付近で係員の指示を待つ。骨壺は指定の場所に置く
  4. 告別室で、最後のお別れをする
  5. 喪主・ご遺族と僧侶数名は、炉前ホールで棺の入炉を確認できる。そのほかのご遺族は、見送りホールから見送る
  6. 火葬中は、指定の待合室で待つ
  7. 火葬後に館内放送が入る。火葬担当者が遺族代表を炉前に案内し、焼骨を確認したあと、収骨室で収骨する

火葬のみを利用する場合、改葬・身体の一部・動物の火葬はできないとされています。棺の最大寸法は、縦200cm・横60cm・高さ(アーチ形の頂点)50cm・側面43cmで、重量は150kg以内です。

※時間枠は、府中市の公式ページに掲載されている「(葬儀業者用)府中の森市民聖苑使用について」をもとにSOBANI編集部で整理しました。運用は変わることがあります。

休館日と、火葬を行わない日(令和8年度)

市が公表している令和8年度の日程では、休館日と、火葬業務を行わない日が分かれています。休館日は、手続き、面会、化粧直し、ドライアイスの交換ができません。

令和8年度の日程(2026年10月28日時点で、これから迎える日)

区分 日付
休館日 11月13日(金)、11月25日(水)、12月24日(木)、1月1日(金)〜3日(日)、1月22日(金)、2月3日(水)、3月4日(木)、3月26日(金)
火葬業務を行わない日 11月19日(木)、12月7日(月)、1月16日(土)、2月8日(月)、3月8日(月)

友引の日の扱いについては、市の公式ページと聖苑の案内資料に記載が見当たりません。希望日が友引にあたる場合は、聖苑か葬儀社に確認してください。

※表は、府中市公式ページ掲載の「令和8年度府中の森市民聖苑の休館日等について」をもとにSOBANI編集部で整理しました。

収骨のルール|骨壺は7寸壺、部分収骨は事前に申出書

聖苑の案内資料には、収骨について次のことが書かれています。

収骨まわりの案内(公開資料より)

項目 公開資料の記載
骨壺 「骨壺は7寸壺をご用意ください」(葬儀業者用の案内)
部分収骨 希望する場合は、事前に「申出書」の提出が必要
収骨の場所 焼骨の確認後、収骨室で収骨
残った骨の処理 収骨後の残骨を聖苑が処理する場合の申出書の様式が、市の公式ページに掲載されている
金属などの処分 仮予約のときに、聖苑で供養するか持ち帰るかを伝える

この資料の書き方からは、7寸壺に収める全収骨が基本で、一部だけを収骨する場合は事前の申し出が必要という運用だと読み取れます。部分収骨の申し出に使う書式や、いつまでに出すかは、公開資料では確認できませんでした。葬儀社か聖苑に、早めに聞いておくと安心です。

7寸壺を誰がどこで用意するかは、公開資料からは分かりません。葬儀社に頼む場合は、プランに含まれているかを葬儀社に確かめてください。

分骨するとき|分骨証明願いの様式が公開されています

府中市の公式ページには、「分骨証明願い」の様式が掲載されています。分骨した焼骨を別の墓地や納骨堂に納める場合に、分骨の事実の証明を求めるための書類です。

様式には、申請者の氏名・住所、亡くなった人との続柄、墓地使用者などとの関係を書く欄があります。証明書には、府中の森市民聖苑で火葬・分骨したことが記載される形です。

証明書の手数料、申請の時期(火葬の前か後か)、分骨用の小さな容器を持ち込めるかどうかは、公開資料に書かれていません。分骨を考えている場合は、仮予約のときに聖苑へ伝えて、手順を確認しておくのが確実です。分骨の基本は、分骨とは?様々なケースと手続きでも解説しています。

食事・持ち込み・駐車場

法要室では、飲食物の持ち込みが禁止されています。食事は、聖苑内の料理店に注文する決まりです。使用者が持ち込んだものは、すべて持ち帰ります。

通夜は、21:00以降は機械警備になるため、式場棟や敷地への出入りができなくなります。お清めの席も、片付けを含めて21:00までの使用です。

駐車場は、地下駐車場に79台分あります。料金は、1回あたり1時間まで100円、1時間を超え2時間まで200円、2時間を超える場合は300円です。障害者手帳を持っている方は、受付に提示すると料金が免除されます。

収骨のあと、遺骨をどうするか

収骨を終えると、多くの場合はいったん骨壺を自宅に持ち帰ります。納骨の時期に決まりはないため、四十九日や一周忌まで自宅に安置しながら考える方も少なくありません。選択肢の例は、墓所への納骨、納骨堂、永代供養、散骨、手元供養などです。

自宅を納骨の場所にするという選択肢

遺骨を自宅に置くこと自体は、法律で禁じられていません。一方で、墓地以外の場所に遺骨を埋めること(庭への埋葬など)は、墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)の第4条で禁止されています。

火葬場で受け取った骨壺とは別に、遺骨の一部を手元に置きたい方には、ZAYU(自宅納骨のミニ骨壺)という選択肢があります。ご遺骨を納める中壺の容量は約20ccで、粉骨は必須ではありません。ひとかけらをそのまま納める方もいれば、粉骨して大さじ1杯強を納める方もいます。府中の森市民聖苑で一部だけを手元に残したい場合は、先に述べたとおり、部分収骨の申出書や分骨証明の手続きを聖苑に確認してください。

手元供養の考え方は、手元供養とは?始め方や費用の目安でも紹介しています。

利用前のチェックリスト

  • 故人または喪主が、使用要件(府中市民、または配偶者・2親等以内の親族の市民が喪主)に当てはまると確認した
  • 電話で仮予約をした(24時間受付、042-367-7788)
  • 希望日が、休館日や火葬業務を行わない日、友引と重なっていないか確認した
  • 使用日の前日までに、火葬許可証・施設使用申請書・使用料を持って本申請する段取りをした
  • 骨壺(7寸壺)を、誰がどこで用意するか葬儀社と確認した
  • 部分収骨や分骨をしたい場合は、申出書と分骨証明願いの手続きを、早めに聖苑へ確認した
  • ペースメーカーや金属の有無と、その処分方法を決めた
  • 食事は聖苑内の料理店に頼む(持ち込み不可)と、家族に伝えた

よくある質問

府中市民以外でも、府中の森市民聖苑を使えますか?

火葬・葬儀は市民専用です。亡くなった人が市民でなくても、喪主が府中市民で、亡くなった人の配偶者または2親等以内の親族であれば使えます。その場合は申出書などの書類が必要です。年忌法要の法要室は、どなたでも使えます。

火葬の費用はいくらかかりますか?

火葬室の使用料は無料です。式場は1回あたり15,000円〜50,000円、霊安室は24時間で2,000円がかかります。葬儀社の費用や飲食代は別です。

骨壺は自分で用意するのですか?

聖苑の案内資料には「骨壺は7寸壺をご用意ください」とあります。誰が手配するかは公開資料に書かれていないため、葬儀社に頼む場合はプランに含まれているかを確認し、直接申し込む場合は聖苑に聞いてください。

一部だけ収骨したり、分骨したりできますか?

部分収骨は、事前に「申出書」を出す決まりです。分骨については、市が「分骨証明願い」の様式を公開しています。手数料や申請の時期は公開資料にないため、聖苑に確認してください。

友引の日は火葬できますか?

公開資料には友引の記載が見当たりません。市は、休館日と火葬業務を行わない日を年度ごとに公表しています。希望日の可否は、聖苑か葬儀社に確認してください。

まとめ

  • 府中の森市民聖苑は、府中市が運営する市民専用の施設で、火葬室の使用料は無料
  • 喪主が府中市民で、故人の配偶者または2親等以内の親族なら、市外の方の葬儀・火葬も使える
  • 火葬の予約時刻は最終点火時刻で、収骨は点火のおよそ1時間後
  • 骨壺は7寸壺を用意し、部分収骨は事前の申出書、分骨は分骨証明願いの様式がある
  • 手数料や申請時期は公開資料にないため、仮予約のときに聖苑へ確認する

府中市内には、民営の火葬場もあります。多磨葬祭場(日華斎場)の使い方とあわせて読むと、公営と民営の違いが分かります。ほかの公営火葬場の収骨や分骨のルールは、臨海斎場の使い方と瑞江葬儀所(新施設)の使い方で整理しています。東京都内の火葬料金の背景は、東京の火葬料はなぜこんなに高い?で解説しています。

火葬のあとの供養も、あわせて考えておきませんか

収骨や分骨のあと、遺骨をどこにどう納めるかは、急いで決めなくても大丈夫です。手元供養や自宅納骨という選択肢もあります。家族で話し合うきっかけにしてください。

手元供養とは?始め方や費用の目安を見る/ ZAYU(自宅納骨のミニ骨壺)を見る

出典・参考資料

本記事で使用した数字・事実の出典です(最終確認日:2026年10月28日)。

※表は上記の資料をもとにSOBANI編集部で整理しました。料金・時間枠・日程・運用は変わることがあります。ご利用の前に、府中の森市民聖苑(042-367-7788)でご確認ください。

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Text by:SOBANI編集部
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  • 思い切って手放したい
  • 場所をとるのをどうにかしたい
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  • 部屋に置いておくには、
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