日野市営火葬場(日野市多摩平)は、日野市が運営する火葬専用の公営火葬場です。火葬料は、亡くなった方が死亡時に日野市に住んでいれば無料で、市外の方は10歳以上で80,000円です。予約は、登録した葬祭業者が専用の予約システムで行う仕組みで、電話での受付は行われていません。火葬は9時・12時・15時の3つの時間枠で、友引日と1月1日〜3日は休場です。この記事では、料金、予約、時間枠、アクセス、副葬品に加えて、分骨・部分拾骨と手元供養に必要な手続きを、日野市の公式ページをもとに整理します。
日野市営火葬場の使い方|市民は火葬無料、予約システム・時間枠・友引と、分骨・手元供養の手続き
日野市営火葬場とは?基本情報と、式場のない火葬専用施設であること
日野市営火葬場は、日野市多摩平にある市の火葬場です。通夜や告別式を行う式場はなく、火葬だけを行う施設です。通夜・告別式の会場や安置の場所は、別に手配します。
| 項目 | 内容(日野市の公式ページ、令和8年10月1日更新) |
|---|---|
| 所在地 | 〒191-0062 日野市多摩平3丁目28番8号 |
| 電話番号 | 042-583-8888(受付は市民窓口課。夜間・休日は当直で受付) |
| 休場日 | 友引日、1月1日〜3日(そのほか修繕などで休場する場合あり) |
| 火葬の時間 | 9時・12時・15時の3枠(各2件) |
| 待合室 | 洋室2室(部屋は選べない・使用料無料) |
| 駐車場 | マイクロバス1台、普通車5台、障がい者用1台 |
| 最寄り駅 | JR中央線 豊田駅北口から徒歩約15分 |
公式ページには「特定の葬祭関連業者の推薦や業務提携は行っていない」という案内があります。民間サイトには、火葬場と提携しているように読める表記もあるため、葬儀社を選ぶときは注意しましょう。
日野市営火葬場の火葬料金|日野市民は無料、市外の方は80,000円(10歳以上)
火葬料は、亡くなった方が死亡時に日野市に住んでいたかどうかで決まります。日野市の住民基本台帳に記載されている方は無料、それ以外の方は有料です。
| 区分 | 本市住民(日野市) | 市外 |
|---|---|---|
| 満10歳以上の方 | 無料 | 80,000円 |
| 満10歳未満の方 | 無料 | 50,000円 |
| 改葬遺骨 | 無料 | 30,000円 |
- 「本市住民」とは、火葬をされる方(亡くなった方)のことで、死亡時に日野市に居住している方を指します。喪主の住所ではありません。
- 市外の方の料金は、令和6年1月4日の火葬分から改訂されたものです。
- すでに納めた使用料は原則として還付されません。使用者の責任でない事由で使えなくなったときは全額、使用開始前に申請を取り消したときは半額が還付されます。
- 火葬料以外に、安置、搬送、式場、棺、骨壺などの費用は別にかかります。火葬場の使用料に含まれるのは火葬と待合室の使用です。
予約のしかた|登録業者が予約システムで行い、電話では受け付けていない
日野市営火葬場の予約は、令和5年11月1日から「日野市営火葬場予約システム」での受付になっています。公式ページは、事業者登録と火葬予約は予約システムでのみ可能で、電話での受付は行っていないと案内しています。
- 葬祭業者がシステム上でできるのは「仮予約」までです。
- 仮予約の変更・取消ができるのは、火葬予約日の14日前から1日前の正午までです。この時間を過ぎて取り消すときは、市民窓口課戸籍係(閉庁時間中は当直室)への連絡が必要です。
- 1件の火葬に対して、複数の仮予約を入れることは断られています。
- 予約を行う業者は、事前の登録が必須です。市役所での登録手続きは、平日の午前8時30分〜午後5時15分です。
民間の情報サイトには「電話で予約できる」と読める記載が残っていることがあります。現在の予約方法は、市の公式ページを基準にしてください。ご遺族が自分で予約するのではなく、依頼する葬儀社が登録業者かどうか、火葬の日時をいつ確定できるかを、葬儀社に確認するのが確実です。
火葬の時間枠と当日の流れ|入場は火葬開始の30分前から
火葬は9時・12時・15時の3つの時間枠で、各枠の受け入れは2件です。12時の枠は、日野市民(亡くなった方が日野市に住んでいた場合)のみの枠です。
| 火葬開始時間 | 受け入れ件数 | 対象 |
|---|---|---|
| 9時00分 | 2件 | 日野市民・市外 |
| 12時00分 | 2件 | 日野市民のみ |
| 15時00分 | 2件 | 日野市民・市外 |
- 入場時間:各火葬開始時間の30分前から、火葬開始時間までに入場します。遅れると、混雑状況によっては予約の取り消しや、火葬・拾骨・待合の時間を待たされることがあります。
- スクールゾーン:火葬場につながる道路の一部は、平日の午前7時30分〜8時30分は通行できません。
- 持ち物:埋火葬許可証と「日野市営火葬場使用承認書」が必要です。書類の提出がないと火葬を行えません。
- 人数:来場できる人数は定員30名で、25名以上で来場するときは事前に火葬場へ連絡します。
- お別れ:火葬棟でのお花入れやお別れは可能です。ただし、同じ時間枠に別の予約が入っている場合は、受け入れの順番が前後することがあります。
- 火葬のあと:火葬終了後の待合室の利用はできません。拾骨のときは、手荷物をすべて持って火葬棟へ移動します。
- 飲食:酒類を含め可能ですが、食器なども含めて持ち込み、出たごみは持ち帰ります。火葬場職員による湯茶の接待は一時的に停止されています。
友引日と年末年始は火葬できる?
友引日と1月1日〜3日は休場で、火葬はできません。12月31日は正午の火葬が最終です。12月31日が友引日の場合は、12月30日の正午の火葬が最終になります。
友引の具体的な日付は、暦を確認するほか、火葬場の最新の案内で確かめてください。修繕などで臨時に休場する場合もあります。友引の日程が続くと、前後の日に予約が集まりやすくなります。日程の見通しは、葬儀社に早めに相談しましょう。
アクセス|豊田駅北口から徒歩約15分、バスなら「コニカミノルタ南門」下車
最寄りは、JR中央線の豊田駅(北口)です。徒歩とバスの案内が、公式ページに載っています。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 徒歩 | 豊田駅北口から約15分 |
| バス | 豊田駅北口バスのりばから、第二中学校経由・八王子駅北口行き(豊56系統)に乗り、「コニカミノルタ南門」で下車、徒歩約3分 |
| 車 | マイクロバス1台、普通車5台、障がい者用1台。駐車スペースが限られるため、公共交通機関か乗り合いでの来場をお願いされています |
駐車場が満車のときや、多数の車で来場するときは、近隣のコインパーキングを使うよう案内されています。敷地内は完全禁煙で、待合室などでの喫煙もできません。
棺に入れられないもの|副葬品は最小限に
火葬場からは、「棺に納める副葬品は最小限に」という案内が出ています。ダイオキシン類などの発生や、お骨の損傷を防ぐためです。公式ページと「火葬場利用の際のお願い」には、次のような品物が入れないものとして挙げられています。
| 品目 | 具体例(公式の案内から) |
|---|---|
| ビニール・プラスチック製品 | ハンドバッグ、靴、ゴルフボール、玩具 |
| 化学合成繊維製品 | 大量の衣類、寝具、大きなぬいぐるみ |
| カーボン製品 | 杖、釣り竿、ゴルフクラブ、ラケット、義肢装具 |
| 発泡スチロール製品 | 枕、緩衝材パッキン |
| ガラス製品 | 眼鏡、酒瓶、食器類、鏡 |
| 金属製品 | 携帯電話、音楽プレイヤー、仏像 |
| 書籍などの紙類 | 辞書、アルバムなど厚みのあるもの、大量の紙 |
| 野菜・果物 | スイカ、メロン |
| 爆発する危険のあるもの | 缶飲料、スプレー缶、ライター、電池 |
故人の愛用品(眼鏡、義歯、指輪など)は、拾骨のときに遺骨といっしょに骨壺へ納めることもできます。希望するときは、当日、火葬場の職員に申し出ます。ペースメーカーを入れている場合は、受付のときに申告します。
分骨・部分拾骨・手元供養には手続きが必要|日野市営火葬場の案内
日野市営火葬場の「ご利用の際のお願い」には、「分骨及び部分拾骨を行う場合は手続きが必要です」と書かれています。さらに、「手元供養を行う場合、少量であっても必ず手続きは必要」と明記されています。
分骨とは、遺骨を複数の場所や人で分けて納めることです。手元供養は、遺骨の一部または全部を自宅などで保管して供養することです。くわしくは、分骨とは?と手元供養とは?もご覧ください。
- 公式に書かれていること:分骨・部分拾骨・手元供養をする場合は手続きが必要であること。少量でも必要であること。
- 公式の案内にないこと:手続きの窓口、申し出の時期(火葬の前か当日か)、手数料、分骨証明書の様式、分骨用の容器の持ち込みの可否、骨壺のサイズや誰が用意するか。
公式ページに書かれていない点は、火葬の日が決まった時点で、葬儀社を通じて、または火葬場(042-583-8888)に確認するのが確実です。分骨を考えている場合は、火葬当日ではなく、早めに葬儀社へ伝えておくと安心です。
なお、納骨先の寺院や墓地に提出するために分骨証明書が必要になることがあります。手元供養だけの場合も、火葬場の手続きが必要と案内されている点に注意しましょう。
分骨のあと、遺骨をどうするか|自宅に置くという選択肢
分骨したお骨は、寺院や霊園の墓地、納骨堂、散骨、自宅での保管など、いくつかの選択肢があります。火葬場で受け取ったあとの行き先は、早めに家族で話し合っておくと、拾骨の日に慌てずにすみます。
自宅を納骨の場所にするという選択肢
遺骨を自宅で保管することは、法律で禁じられていません。一方で、墓地以外の場所(庭や山など)に遺骨を埋めることは、墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)で認められていません。自宅に置くときは、埋めずに、容器に納めて保管します。
分骨した少量のお骨を自宅に置く方法として、ZAYU(自宅納骨のミニ骨壺)があります。ご遺骨を納める中壺の容量は約20ccで、粉骨は必須ではありません。日野市営火葬場では、手元供養をする場合も手続きが必要とされているため、火葬の前に葬儀社や火葬場へ確認したうえで検討してください。
利用前のチェックリスト
- 亡くなった方は、死亡時に日野市に住んでいたか(料金と、12時の枠を使えるかに関わります)
- 依頼する葬儀社は、日野市営火葬場予約システムに登録している業者か
- 火葬の日が友引日、または1月1日〜3日にあたっていないか
- 9時・12時・15時のどの枠か、入場時間(開始の30分前〜開始まで)
- 埋火葬許可証と、日野市営火葬場使用承認書を持っているか
- 来場する人数(定員30名、25名以上は事前連絡)と、駐車場・公共交通機関の手配
- 棺に入れたいものが、入れられないものに当たっていないか
- 分骨・部分拾骨・手元供養をするときの手続き(窓口・時期・手数料)を確認したか
よくある質問
日野市営火葬場の火葬料金はいくらですか?
死亡時に日野市に住んでいた方は無料です。市外の方は、10歳以上で80,000円、10歳未満で50,000円、改葬遺骨で30,000円です(日野市の公式ページ、令和8年10月1日更新)。
日野市営火葬場は電話で予約できますか?
公式ページでは、予約は「日野市営火葬場予約システム」でのみ可能で、電話での受付は行っていないと案内されています。予約は登録した葬祭業者が行うため、ご遺族は葬儀社に依頼します。
火葬は何時からですか?
9時、12時、15時の3つの時間枠で、各枠2件です。12時は日野市民のみの枠です。入場は、開始時間の30分前から開始時間までです。
友引の日は火葬できますか?
できません。友引日と1月1日〜3日は休場です。12月31日は正午の火葬が最終です。
分骨や手元供養をするには、手続きが必要ですか?
必要です。火葬場の案内に「分骨及び部分拾骨を行う場合は手続きが必要」「手元供養を行う場合、少量であっても必ず手続きは必要」とあります。窓口や時期、手数料は公式ページに記載がないため、葬儀社か火葬場に確認してください。
まとめ
- 日野市営火葬場は、式場のない火葬専用の公営火葬場で、日野市民は火葬無料、市外は10歳以上80,000円です。
- 予約は登録業者が予約システムで行い、電話では受け付けていません。ご遺族は葬儀社に確認します。
- 火葬は9時・12時・15時の3枠で、12時は市民のみ。友引日と1月1日〜3日は休場です。
- アクセスは豊田駅北口から徒歩約15分。駐車場が少ないため、公共交通機関か乗り合いが勧められています。
- 分骨・部分拾骨・手元供養は、少量でも手続きが必要です。窓口と時期は早めに確認しましょう。
ほかの火葬場の運用との違いは、東京の火葬場の選び方や火葬待ちの状況もご参考にしてください。
火葬のあとの供養も、あわせて考えておきませんか
分骨や手元供養は、急いで決める必要はありません。大切な方のお骨を、無理のない形でそばに置くという選択肢もあります。
出典・参考資料
本記事で使用した数字・事実の出典です(最終確認日:2026年11月1日)。
※表は、上記の日野市の公式情報をもとにSOBANI編集部で整理しました。料金・時間枠・休場日・予約方法は変更されることがあります。最新は日野市の公式ページでご確認ください。
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