通夜のあと、喪主は葬儀社(世話役)、僧侶と翌日の葬儀・告別式の打ち合わせを行います。葬儀・告別式当日は、葬儀・告別式、出棺、火葬、繰り上げ初七日法要、精進落とし、を一日で行うのが一般的で、移動時間を含めて5~6時間かかります。精神的にもショックの大きいところへ、参列者、葬儀社、僧侶への応接など慌ただしい時間が過ぎていきます。要点をおさえて、休めるときに休むようにしましょう。

以下に喪主が準備・確認するポイントを10点まとめました。

1. 弔事の依頼

葬儀で弔事をいただく場合は葬儀の日程が決まり次第依頼します。故人と特に親しかった友人や職場関係者などにお願いするのが一般的です。複数の人に依頼する場合はテーマが重複しないように、○分程度と時間を伝えるようにしましょう。

2. 喪主のあいさつ準備 

出棺時に行う喪主あいさつを準備しておきます。故人の人柄や最期の様子、会葬のお礼、今までお世話になったことの感謝や遺族へのこれからの支援やお付き合いのお願いなど、ポイントを押さえて簡潔にまとめましょう。

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3. 受付・会計係の依頼・準備

受付係は喪家(そうか)を代表して会葬者を迎え、香典を預かる、芳名帳に記帳してもらう、会葬御礼を渡す、香典を管理する役割です。受付係は直系以外の家族、親族や近所の人(町会の人)、会社関係の方などにあらかじめお願いします。受付係には葬儀・告別式終了後に「心づけ」を渡します。不祝儀袋か白い封筒に3,000円~5,000円程度入れて、「志」あるいは「御礼」などの表書きをします。

芳名帳や筆記用具(黒の筆ペン、ボールペン、サインペン)など受付に必要なものを準備します。葬儀・告別式後の香典の会計係と、最終的な香典の受取人を誰にするかをしっかり確認しておき、受付係に伝えます。

4. 会葬礼状・会葬御礼品の準備

会葬礼状や返礼品の数を確認して準備します。通夜と同じものでかまいません。会葬令状、返礼品、お清めの塩がセットになった「会葬御礼」を会葬者に手渡すことが多くなっています。

5. 弔電の確認

全文披露する弔電(通常2~3通)と、名前だけ紹介する弔電に分け、読み上げる順番を決めます。順番は故人と関係が深かった方を優先することが多いようです。名前や肩書きなど読み間違えそうなものにはふりがなを振っておきます。

6. 供物と供花の確認

供物や供花が届いたら供物帳に贈り主の名前、住所、品物の内容を必ず記入しておきます。供物と供花は、通夜で使用したものもそのまま用いますが、葬儀当日に届いたものがあれば並べる順番などを調整します。供物、供花は故人と関係が深い順(喪主→近親者→友人→知人→関係者)に棺に近いところから並べます。供花は贈り主の名前を書いた札をつけて祭壇の左右に飾ります。

7. 棺を運ぶ人を決める

出棺の時に誰が棺を運ぶかを決めて声をかけておきましょう。棺は遺体とドライアイスなどで重いので近親者や友人の男性6人程度の手で運ぶことが多くなっています。

8. 火葬場に同行する人の確認

火葬場までの車やバスの手配が要るので、火葬場に行く人の人数を前もって確認しておきましょう。火葬場へ行くのは親族が中心になりますので、それ以外に友人など同行する人がいる場合は遺族から声をかけます。遺影、位牌を誰が持つかも確認しておきましょう。

ハイヤーやマイクロバスの運転手などに心づけが要るかどうかを葬儀社に確認し、必要であれば2,000~3,000円を白い無地封筒に入れて葬儀社の担当者に渡しておきます。

9. 初七日法要と精進落としに出席する人数の確認

火葬、繰り上げ初七日法要が済んだら精進落としの席を設けます。出席人数の確認をしておきます。

10. 休めるときに休む

臨終前後から慌ただしい日々が続いています。翌日の葬儀・告別式に備えて休めるときにしっかり休んでおきましょう。

チェックリスト

  1. 弔事の依頼
  2. 喪主のあいさつ準備
  3. 受付・会計係の依頼・準備
  4. 会葬礼状・会葬御礼品の準備
  5. 弔電の確認
  6. 供物と供花の確認
  7. 棺を運ぶ人を決める
  8. 火葬場に同行する人の確認
  9. 初七日法要と精進落としに出席する人数の確認
  10. 休めるときに休む